中之島「御岳」からの見晴らし!!
中之島がある十島村は,屋久島と奄美大島の間に点在し,トカラ列島と呼ばれ,南北約160キロに及ぶ「南北に長い村」です。
北から口之島,中之島,平島,諏訪瀬島,悪石島,小宝島,宝島の有人7島と,臥蛇島,小臥蛇島,小島,上ノ根島,横当島の無人5島の合わせて12の島々で構成されています。
今回は,中之島の中北部にそびえるトカラ列島最高峰の「御岳(979メートル)」を登山し,実際に体感した景色等を紹介します。
登山道入口
中之島港から,車で20分ほど走ると「御岳」の8合目付近にある登山道入口に到着します。
入口には,「山頂まで徒歩で約20分」と書かれた看板や竹の杖等が置いてあります。
入口(写真左)を抜けて少し歩くと,両脇を竹に囲まれた登山道(写真右)があります。
頂上付近からの景色
登山道入口から山頂へ向けて歩いて行くと,これまで囲まれていた竹はなくなり,岩石と雑草が広がる風景へと変わります。
約20分かけて山頂へ到着し,眼下を見下ろすと,中之島港はもちろん,水平線の彼方まで見渡せる景色が一面に広がります。
この日は曇り空で霞んでいましたが,雲の隙間からの陽射しが海や山に注ぐ景色は神秘的でした。
また,快晴の時には北に「口之島」,南に「諏訪之瀬島」,南西に「平島」を望むことができ,島々に向かう「フェリーとしま」の姿も確認できるかもしれませんよ。
まさに,ここは,十島村ならではの「ビューポイント」です。
「御岳」火口
御岳は,「トカラ富士」の愛称にふさわしい美しい稜線の山です。その頂上からは,素晴らしい景色の他に,火口から噴煙が上がっているところを間近で見ることができます。
まさに,ここは,大自然を体感できる中之島の「ビューポイント」,地域の宝だと思います。
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