刻を忘れさせる島十島村(中之島自然編)
十島村は屋久島と奄美大島の間に位置し,南北160キロメートルにおよぶトカラ列島に有人7島,無人5島の12の島々で構成されます。
トカラ馬が駆け,トカラ富士そびえる,雄大な島中之島
鹿児島港から「フェリーとしま」で約7時間40分,トカラ列島の北から2番目の有人島「中之島」の魅力について,今回はご紹介します。
中之島は周囲31.8キロメートル,面積34.47平方キロメートル,人口141人(平成22年12月末現在)で,十島村の中で面積,人口ともに最大の島で村の中心的役割を担っています。
島には,ソテツやビロウなどの木々が生い茂り,いたるところで野生のヤギと出会うことができます。島の中北部には,トカラ列島最高峰の御岳(標高979メートル)がそびえ,その美しい稜線から,「トカラ富士」と呼ばれています。
また,御岳の麓の高原には鹿児島県天然記念物のトカラ馬が放牧され,ゆったりと草を食べる姿を見ることができます。
中之島の大自然
そのほかにも,様々な動物たちや自然と出会うことができます。皆様もぜひ十島村を訪れていただき,大自然を満喫していただければと思います。
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