特定優良賃貸住宅

特定優良賃貸住宅とは，中堅所得者等向けの居住環境が良好な賃貸住宅であり，「特定優良賃貸住宅の供給の促進に関する法律」に基づき，鹿児島県知事等が認定し，民間事業者等が建設・管理する住宅です。

1申込について

（1）入居者資格

次の条件のいずれかにあてはまる方が申し込むことができます。そのほか，3ヶ月以上空室であるなどの要件を全て満たす場合は配慮入居者（下記の「3配慮入居者」のとおり）も入居できます。

1. 自ら居住するために住宅を必要とする方で，同居親族（予定を含む）があり，月額所得が25万9千円以上48万7千円以下の方
2. 自ら居住するために住宅を必要とする方で，同居親族（予定を含む）があり，月額所得が15万8千円以上25万9千円未満で，主たる所得者が50歳未満の方
3. 災害被害者，不良住宅の撤去等により住宅を必要とする，月額所得が48万7千円以下の方（月額所得が15万8千円未満の場合は，今後所得の上昇見込みのある方）
4. 単身赴任者等で月額所得が48万7千円以下の方（月額所得が15万8千円未満の場合は，今後所得の上昇見込みのある方）

（参考）世帯の平均月額所得計算例

（例）平均月額所得の計算例（4人家族，世帯の年間総収入額5,100,000円の場合）
年間所得額は，5,100,000円×0.8-540,000円＝3,540,000円
（本人以外で収入がある場合は，それぞれ所得額を算出し，それを合算）
同居親族が3人であるので，控除額は，380,000円×3＝1,140,000円
よって，平均月額所得は，（3,540,000円-1,140,000円）÷12＝200,000円

（2）申込みに必要な書類

1. 申込み用紙：管理業者から入手してください。
2. 住民票：同居予定親族全員の続柄記載のものが必要です。
3. 収入（所得）を証明する書類：申込本人，同居予定親族で15歳以上の方（就学中の方を除く）及び生計を一にする別居親族のうち収入（所得）のある方の分が必要です。
   ア所得額証明書は，市区町村で発行する入居申込日の前年の所得証明です。
   イ入居指定日までに退職される方の分は，収入（所得）の合算はできません。
4. その他給与支払証明書等：前年1月2日以降に現在の職場に就職した場合などに必要となります。詳しくは管理業者におたずねください。

2家賃等

（1）契約家賃

賃貸契約書に記載される家賃で，団地によりそれぞれ設定されています。

（2）敷金

契約家賃の3ヶ月分以内で建物所有者等が定める額です。

（3）共益費

共用部分，共用設備等の維持管理に要する費用で，別途支払うことが必要です。

（4）仲介手数料

仲介手数料が必要ない場合があります。

3配慮入居者

次の要件の全てを満たす場合，配慮入居者として入居できます。なお，事前に手続きが必要です。

1. 本来入居者を募集したにもかかわらず3ヶ月以上空いている住戸であること。
2. 契約期間5年以下の定期借家契約であること。
3. 本来入居者以外であって，次にいずれかに該当する者（配慮入居者）であること。

• 親子世帯
• 高齢者世帯
• 障害者世帯
• 夫婦のみの世帯
• 単身世帯
• 役職員を入居させるための社宅又は寮を必要とする法人等

4団地一覧

申込先は，下記の団地のそれぞれの管理業者になります。

最新の空家状況は管理業者におたずねください。（R4年1月1日時点）