更新日:2024年11月26日
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(1)ミカンコミバエは,体長7mm位の小型のハエの一種で,果実や果菜類に甚大な被害を与える重要害虫です。詳しくは,下記関連資料「ミカンコミバエの概要とその対応について」を参照してください。
(2)県では,ミカンコミバエの侵入と定着防止を図るため,県下全域に411基のトラップを設置し,侵入警戒調査を実施しています。
(3)令和6年度は,奄美市,瀬戸内町,大和村,宇検村,徳之島町,三島村,枕崎市,天城町,伊仙町及び屋久島町において計52匹の誘殺が確認されました(令和6年11月25日現在)。また,徳之島において,寄主果実への幼虫等の寄生が確認されました。
(4)ミカンコミバエの誘殺や寄主果実で幼虫が確認された地域においては,国,県及び市町村等が連携して,国のマニュアルに基づき,以下の初動対応を迅速かつ着実に実施しています。
【主な初動対応の内容】
トラップ調査(誘殺地点から半径5km円内),寄主果実調査(誘殺地点から半径2km円内),誘殺板の設置(誘殺地点から半径2km円内),ベイト剤の散布(誘殺地点から半径50m円内)
(5)令和5年度は,奄美市,瀬戸内町,伊仙町,屋久島町,徳之島町,天城町及び龍郷町の7市町において,18匹の誘殺が確認されました。また,徳之島町及び瀬戸内町において,寄主果実への幼虫の寄生が確認されました。
01ミカンコミバエの概要とその対応について(PDF:185KB)
02ミカンコミバエの調査と防除について(PDF:276KB)
03ミカンコミバエ種群誘殺時対応マニュアル(PDF:766KB)
04ミカンコミバエの令和6年度の誘殺状況(PDF:111KB)
05ミカンコミバエの令和5年度の誘殺状況(PDF:101KB)
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