UPZ内における安定ヨウ素剤の事前配布について
もしもの原子力災害に備えて、川内原子力発電所のUPZ(おおむね5~30km)内にお住まいの方で、障害や病気等により緊急時の受け取りが困難であるなど一定の要件に該当し、希望される方に,安定ヨウ素剤を事前配布します。
パンフレット(安定ヨウ素剤事前配布申請書付)(PDF:1,181KB)
安定ヨウ素剤とは
原子力災害発生時に服用することにより、原子力発電所から放出される放射性物質のうち、放射性ヨウ素による内部被ばくを防止する効果があります。
安定ヨウ素剤よくある質問(PDF:229KB)
UPZ(おおむね5~30km)における事前配布とは?
UPZにおいては、安定ヨウ素剤は、原子力災害発生時の避難等が必要な場合に、緊急的に配布することが基本となっています。
このため、県では、UPZ内関係市町及び本土内各保健所に、十分な量の安定ヨウ素剤を備蓄しています。
今回の配布は、障害や病気により緊急時の受け取りが困難であるなど、一定の要件に該当し、希望される方に事前配布を行うものです。
一定の要件に該当する方とは?
(1)障害や病気のある方
【例】
ア身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方
イ障害年金を受給されている方
ウ特定疾患医療受給者証、特定医療費(指定難病)受給者証をお持ちの方
エ小児慢性特定疾病医療費の受給対象のお子様
(2)高齢者(令和7年4月1日時点で65歳以上)のうち災害時に配慮を要する方
【例】
ア要介護・要支援認定者
イ一人暮らし、高齢者のみの世帯
(3)妊婦・授乳婦
(4)乳幼児(未就学児)
(5)(1)~(4)に該当しないが、類する事情がある方
(6)(1)~(5)に該当する方が世帯にいる方
※施設入所者等は除く
※世帯に(1)~(5)に該当する人が1人でもいれば、世帯全員が配布対象となります。
どうやって受け取るの?
事前配布を受けるためには、申請が必要です。(電子申請がとっても便利です!)
これまでに安定ヨウ素剤を受け取った方は申請する必要はありません。
(1)インターネット(パソコン・スマホ等)での電子申請
「鹿児島県電子申請共同運営システム」から申請できます。次のリンクから申請フォームへ進んでください。
申請フォームへ(外部サイトへリンク)
(スマートフォン用)
![リンク](/ae01/hohuku/youso/images/114601_20240712215930-1.gif)
(2)申請書(書面)での申請
「安定ヨウ素剤事前配布申請書」に必要事項を記入の上、次の提出先(県保健医療福祉課)へ、持参、FAX又は郵送で提出してください。
安定ヨウ素剤事前配布申請書(PDF:763KB)
申請書の記入方法(PDF:819KB)
【提出先】鹿児島県保健福祉部保健医療福祉課
〒890-8577
鹿児島市鴨池新町10番1号
FAX:099-286-5928
注意)市役所や町役場では受け付けておりませんので、ご注意ください。
申請期限
令和6年8月21日(水曜日)必着
配布説明会
安定ヨウ素剤を受け取るためには、配布説明会への参加が必要です。
申請受付後、配布対象となる方へは、配布説明会の開催案内が届きますので、配布説明会に参加してください。(配布説明会は、市町ごとに、12月頃までに順次開催します。)
注意事項
・配布説明会では、医師からの安定ヨウ素剤の効果や注意事項についての説明と保健師/薬剤師等による問診を受けた後に、会場で安定ヨウ素剤を受け取っていただきます。
・安定ヨウ素過敏症等により服用できないと医師が判断した方には、事前配布はいたしません。
・配布された安定ヨウ素剤は個人の責任において管理する必要があります。なお、安定ヨウ素剤丸剤の使用期限は製造後5年間、ゼリー剤の使用期限は製造後3年間です。交換時期が近づいた時点で、再び配布説明会に参加し、新しい薬剤と交換する必要があります。
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