閉じる

  •  
 
 

閉じる

 
 

ホーム > くらし・環境 > 自然保護 > 野生生物保護 > ウミガメ > ウミガメの上陸産卵日本一

更新日:2024年3月5日

ここから本文です。

ウミガメの上陸産卵日本一

ウミガメの起源は,1億数千万年前といわれ,日本では古来,昔話等で親しまれています。

本県には,アカウミガメとアオウミガメが産卵に訪れ,特にアカウミガメは,毎年数千頭が上陸産卵します。これは,日本に上陸する全ウミガメの半数以上と言われており,本県は,日本一のウミガメの上陸産卵地となっています。

毎年,おおむね5月から7月の夜に,吹上浜や屋久島をはじめとする県内各地の海岸で,ウミガメの産卵する姿が見られます。

県では,このウミガメが世界的に絶滅の危機にあることや本県の豊かな自然環境を構成する貴重な野生生物であることから,県民一体となってウミガメの保護に取り組んでいます。

 
アカウミガメの産卵(画像提供:特定非営利活動法人日本ウミガメ協議会)
アカウミガメ・産卵

ウミガメの産卵について

ウミガメは,おおむね5月上旬から7月下旬の夜(午後9時頃から午前3時頃)県内各地の海岸に上陸し,ピンポン玉程の大きさの白い卵を,120個くらい産卵します。

卵は60日前後でふ化し,夜,一斉に子ガメは海へ帰っていきますが,そのうち成体になるのは5千匹に1匹と言われています。

県では,県民一体となってウミガメを保護するため,昭和63年に「鹿児島県ウミガメ保護条例」を制定し,保護パトロール等,各種の保護対策事業を実施しています。

条例によって,県内の海岸に上陸するすべてのウミガメと,その卵を捕獲・採取・殺傷することは禁止されています。

みなさんの御協力をお願いします。

ウミガメパンフレット画像

ウミガメパンフレット(PDF:1,905KB)

(ダウンロードして御利用ください。)

 

 

 

 

ウミガメの上陸・産卵確認状況について

県内におけるウミガメの上陸,産卵に関する過去15年間(R5年度版)の調査結果を公表します。(PDF参照)
注)この調査結果は,環境省の調査結果,並びに各市町村が監視活動等を通じて把握した上陸,産卵の確認数を集計したものであり,本県における上陸,産卵の総数を表すものではありません。

鹿児島県のウミガメ上陸・産卵確認状況(PDF:97KB)

ウミガメの卵の捕食対策について

県では,奄美大島においてリュウキュウイノシシによるウミガメの卵の捕食が確認されていることから,平成27年度から奄美大島等で捕食対策の必要性やその手法について調査,検証を行い「ウミガメの卵捕食対策の手引き」を作成しました。今後は,県全域における野生生物によるウミガメの卵の捕食対策について,市町村やウミガメ保護監視員等と連携して取り組みます。

ウミガメの卵捕食対策の手引き(PDF:1,301KB)

よくあるご質問

このページに関するお問い合わせ

環境林務部自然保護課

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?