ホーム > 教育・文化・交流 > 世界遺産 > 「明治日本の産業革命遺産」 > 活動・取組 > 世界文化遺産「明治日本の産業革命遺産」短編ミステリー小説「鹿児島エリア」作品を公開します!
更新日:2024年11月6日
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「明治日本の産業革命遺産」世界遺産協議会(会長:鹿児島県知事)では,「このミステリーがすごい!」大賞作家などによる,全国8県11市の構成資産を舞台とした短編ミステリー小説を順次,制作・公開しています。
現在9作品を公開しており,11月14日(木曜日)から,鹿児島エリアの構成資産を舞台とした作品を新たに公開します。※この企画は,令和7年の世界遺産登録10周年に向けたプロモーションの一環です
公開日 | 公開作品(作家) | 構成資産(所在地) | |
1 | 令和5年2月10日(金曜日) | 「軍艦島と白い宝石」(八木圭一氏) | 高島炭坑・端島炭坑(長崎県長崎市) |
2 | 令和5年2月17日(金曜日) | 「夏の三角の夢」(友井羊氏) | 三角西港(熊本県宇城市) |
3 | 令和5年2月24日(金曜日) | 「幸せな週末」(岡崎琢磨氏) |
三池炭鉱・三池港(福岡県大牟田市・熊本県荒尾市) |
4 | 令和5年9月29日(金曜日) | 「八幡女のニセ札騒動」(新川帆立氏) | 官営八幡製鐵所(福岡県北九州市) |
5 | 令和5年10月18日(水曜日) | 「すべては水に流して」(七尾与史氏) | 遠賀川水源地ポンプ室(福岡県中間市) |
6 | 令和5年11月17日(金曜日) | 「あと、ひと言だけ」(芦沢央氏) | 松下村塾ほか(山口県萩市) |
7 | 令和5年11月27日(月曜日) | 「奔流と凝固」(相沢沙呼氏) | 橋野鉄鉱山(岩手県釜石市) |
8 | 令和6年10月15日(火曜日) | 「先生の言葉を探して」(柊サナカ氏) | 韮山反射炉(静岡県伊豆の国市) |
9 | 令和6年10月30日(水曜日) | 「追憶の炭細工」(蒼井碧氏) | 三池炭鉱万田坑(熊本県荒尾市) |
10 | 令和6年11月14日(木曜日) | 「幽霊はどこへ行く」(佐藤青南氏) | 関吉の疎水溝(鹿児島県鹿児島市) |
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【八木圭一】
1979年,北海道十勝出身。横浜国立大学経済学部卒。雑誌編集者,コピーライターなどを経て,2014年に『一千兆円の身代金』で,宝島社の第12回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞してデビュー。翌年,同作はフジテレビでドラマ化。代表作に,グルメミステリー『手がかりは一皿の中に』(集英社文庫)シリーズなど。現在も,IT企業で広報の仕事に携わりながら,パラレルキャリアを歩んでいる。
【友井羊】
1981年,群馬県生まれ。第10回『このミステリーがすごい!』大賞・優秀賞を受賞。『僕はお父さんを訴えます』で2012年デビュー。他の著書に『ボランティアバスで行こう!』,『スープ屋しずくの謎解き朝ごはん』シリーズ(宝島社),『さえこ照ラス』シリーズ(光文社),『向日葵ちゃん追跡する』(新潮社),『スイーツレシピで謎解きを』『放課後レシピで謎解きを』(集英社),『無実の君が裁かれる理由』(祥伝社),『魔法使いの願いごと』(講談社)などがある。
【岡崎琢磨】
1986年,福岡県生まれ。京都大学法学部卒。2012年,第10回『このミステリーがすごい!』大賞・隠し玉に選出された『珈琲店タレーランの事件簿また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を』でデビュー。翌年,同作で第1回京都本大賞受賞。同シリーズは累計250万部を超えるベストセラーに。その他の著書に『Butterfly World 最後の六日間』(双葉社),『夏を取り戻す』(創元推理文庫),『春待ち雑貨店ぷらんたん』(新潮文庫)など多数。
【新川帆立】
1991年,アメリカ合衆国テキサス州ダラス出身,宮崎県宮崎市育ち。東京大学法学部卒業後,弁護士として勤務。第19回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞し,2021年『元彼の遺言状』でデビュー。他の著作に『倒産続きの彼女』『剣持麗子のワンナイト推理』(以上,宝島社),『競争の番人』シリーズ(講談社),『先祖探偵』(角川春樹事務所),『令和その他のレイワにおける健全な反逆に関する架空六法』(集英社)などがある。最新作は『縁切り上等!離婚弁護士松岡紬の事件ファイル』(新潮社)。
【七尾与史】
1969年,静岡県浜松市生れ。2009年『このミステリーがすごい!』大賞に応募した『死亡フラグが立ちました!』が最終選考に残り,2010年7月に隠し玉(編集部推薦)として同作で作家デビュー。ほかに『ドS刑事』シリーズ,『偶然屋』など著書多数。
【芦沢央】
1984年東京都生まれ。千葉大学卒。2012年『罪の余白』で第3回野性時代フロンティア文学賞を受賞してデビュー。2018年『火のないところに煙は』で静岡書店大賞,2022年『神の悪手』で第34回将棋ペンクラブ大賞文芸部門優秀賞,2023年『夜の道標』で第76回日本推理作家協会賞を受賞。他の著作に『許されようとは思いません』『僕の神さま』『汚れた手をそこで拭かない』などがある。
【相沢沙呼】
1983年,埼玉県生まれ。2009年『午前零時のサンドリヨン』で第19回鮎川哲也賞を受賞しデビュー。2020年『medium霊媒探偵城塚翡翠』で第20回本格ミステリ大賞を受賞。
【柊サナカ】
1974年、香川県生まれ。第11回『このミステリーがすごい!』隠し玉『婚活島戦記』で2013年デビュー。他の著書に『谷中レトロカメラ店の謎日和』シリーズ、『人生写真館の奇跡』、『ミステリー殺人事件』(宝島社)、『天国からの宅配便』シリーズ(双葉社)、『お銀ちゃんの明治舶来たべもの帖』(PHP)、『機械式時計王子』シリーズ(角川春樹事務所)などがある。
【蒼井碧】
1992年、ドイツ・デュッセルドルフ生まれ。上智大学法学部卒。2018年『オーパーツ死を招く至宝』で、第16回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞しデビュー。その他の著書に『遺跡探偵・不結論馬の証明世界七不思議は蘇る』がある。世界遺産検定1級認定。
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