ソラヨイ
南九州市(旧知覧町)
ソラヨイとは国内でも知覧町だけに見られるめずらしい十五夜行事で,数え年7歳から14歳までの男の子たちによって行われる。子どもたちは,年令や地域によって違いのある円錐形のワラ笠(ヨイヨイ笠)をかぶり,ふんどし姿に腰ミノをつける。綱引き後の土俵中央には稲積みに似た山傘が立てられ,中にはオヤンカシタ(親頭)が入って傘をまわす。土俵をまわるコガシタ(小頭)以下の子どもたちは,「サァヨイヤンソーシッソラヨイソラヨイヨイヨイ」と歌いながら四股をふむ動作を行う。踊りにはいくつかの動作があり,最後には山傘にかけよって壊してしまう。
ソラヨイとはそれは良いという意味で,豊作を祝う行事である。
展示に関する情報
現在展示してあります(パネル)
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