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更新日:2024年6月20日

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県労働委員会「委員リレーコラム」

第154回

昨今の総会(会合)雑感(PDF:250KB)

昨今の総会(会合)雑感

使用者委員淵大作

年4月中旬~6月にかけて出張や会合が目白押しになる。国や地方公共団体等の公的機関の会計年度に合わせる形で4月1日~3月31日を事業年度としている企業や団体が多い事による。年度初めに前年度の事業報告と決算報告、そして今年度の事業計画と予算の承認が、主な議題となる。コロナ禍の4年間は、集合してリアルで行う事を控える所が大半であったので、大人数にならないように役員や理事だけが集まり他の一般会員は、書面による議決権の行使やインターネットを利用したリモート会議での参加といったハイブリッド方式で行われてきた。そして、会議後の懇親会も中止されてきた。リアルに直接会う機会が失われた期間であった。
ころが、昨年の5月に感染症法上の位置づけが5類に変更されて以降、リアル一本の会合が復活した。まだ秋口は、恐る恐るという感じだったが忘年会・新年会とリアル会合が増えていき「4年ぶり」が正にトレンドとなった。そして本年度、リアル開催での会議が主流となる。地元企業や商工会・組合はさておき、全国組織の企業の代理店・特約店会や連合会においては、まず全国会に始まり、九州ブロック会、各県単位の会と続き、1団体に付き3度開催されることになる。これらが4月~6月に集中する。どの会とも久しぶりにリアルで行うので、本人出席を求められる。故にいっきに出張が増えた。
んな中、時代の変化を痛感させられる事がある。まずこの4年間のブランクの間に世代交代が一気に進んだことだ。コロナ以前は、団塊の世代を中心に構成されていたメンバーが、その子弟の世代に交代しているのだ。「お久しぶり、元気でしたか」ではなく、「始めまして、よろしくね」の挨拶が何と多いことか。いっぺんに歳を取ってしまった気になる。次に出張先でのホテルだが、このところ宿泊したビジネスホテルのチェックイン・アウトは、全て自動機を使いセルフで行うようになっていた。これも人手不足・省力化対策の一つだろうか。話を昨今の総会に戻そう。「百年に一度の大変革期」と言われている自動車業界では、選択肢が多い中、各自動車メーカー、各国がグローバルスタンダードを目指し、技術開発にしのぎを削っている。群雄割拠状態だ。決着がつくのは、いつのことか。ましてや、その整備を担う我々は、尚更に不透明感が強まっている。原動機(エンジン)一つをとっても多岐に渡る。これに加えて運転支援装置装着車(サポートカー)に自動運転車(レベル3~5)が混在する時代が続く。しかもこれらを制御するシステムは、メーカー・車種・年式毎に全て異なるといっても過言ではない。「できる車しかやらない、できない車はできる所に依頼する」そうするしかない。競争から協業へ舵を切らねばやっていけない。その為には同業者間の強い信頼関係がなければならない。同業者間の会合の重要度が増している。故に、旧交を温めに、そして世代交代した若い人達と語らう機会を求めて、出掛ける昨今である。

過去の委員リレーコラム

第153回(R6年5月)「名字の行方」労働者委員:片野坂昭彦(PDF:99KB)

第152回(R6年4月)「あらためて「公労使」」公益委員:新納幸辰(PDF:98KB)

第151回(R6年3月)「「危機管理」」使用者委員:濵上剛一郎(PDF:251KB)

第150回(R6年2月)「「安心・安全」」労働者委員:岡良二(PDF:273KB)

第149回(R6年1月)「スチュアート・スミス先生のこと」公益委員:長野信弘(PDF:97KB)

第148回(R5年12月)「2023年やだ!もう12月!」使用者委員:柳田由美(PDF:104KB)

第147回(R5年11月)「おもいで話」労働者委員:木佐貫美保(PDF:69KB)

第146回(R5年10月)「委員雑感」公益委員:田中佐和子(PDF:107KB)

第145回(R5年9月)「老いるということ」使用者委員:吉田健朗(PDF:214KB)

第144回(R5年8月)「「年をとることを楽しむ」」労働者委員:海蔵伸一(PDF:213KB)

第143回(R5年7月)「緑濃き桜並木」会長:采女博文(PDF:114KB)

第142回(R5年6月)「鹿児島ダーウィン」使用者委員:上野総一郎

第141回(R5年5月)「「ジェンダー平等のうねりを起こせ」」労働者委員:下町和三(PDF:225KB)

第140回(R5年4月)「「今」の習慣」公益委員:田中佐和子(PDF:102KB)

第139回(R5年3月)「求められる量から質への転換」使用者委員:水淵大作(PDF:249KB)

第138回(R5年2月)「「定年退職」がなくなる日」労働者委員:片野坂昭彦(PDF:145KB)

第137回(R5年1月)「大河ドラマ覚書」公益委員:長野信弘(PDF:169KB)

第136回(R4年12月)「「人違い」」使用者委員:濵上剛一郎(PDF:91KB)

第135回(R4年11月)「「あたりまえ」だったことが「あたりまえ」ではなくなった」労働者委員:岡良二(PDF:209KB)

第134回(R4年10月)「ゴッババ」公益委員:新納幸辰(PDF:128KB)

第133回(R4年9月)「お悩み相談」使用者委員:柳田由美(PDF:81KB)

第132回(R4年8月)「ヒナ鳥」労働者委員:木佐貫美保(PDF:219KB)

第131回(R4年7月)「よりよい「対話」ができる社会に向けて~小学校の対話型授業から考える」公益委員:森尾成之(PDF:150KB)

第130回(R4年6月)「名刺について」使用者委員:米盛庄一郎(PDF:224KB)

第129回(R4年5月)「バイアス」労働者委員:海蔵伸一(PDF:227KB)

第128回(R4年4月)「春、旅立ちの季節に」会長:采女博文(PDF:141KB)

第127回(R4年3月)「個人商店」使用者委員:上野総一郎(PDF:221KB)

第126回(R4年2月)「母の3年祭に想う」労働者委員:東健一郎(PDF:88KB)

第125回(R4年1月)「「墓じまい」の準備」公益委員:田中佐和子(PDF:57KB)

第124回(R3年12月)「所変われば品変わる」使用者委員:水淵大作(PDF:109KB)

第123回(R3年11月)「真摯な労使関係とワークルールを」労働者委員:下町和三(PDF:69KB)

第122回(R3年10月)「体験的香港ビジネス事情」公益委員:長野信弘(PDF:140KB)

第121回(R3年9月)「オリンピック」使用者委員:濵上剛一郎(PDF:66KB)

第120回(R3年8月)「あふれる情報,真実は?」労働者委員:村屋高広(PDF:95KB)

第119回(R3年7月)「弁護士は「敷居が高い」?」公益委員:新納幸辰(PDF:109KB)

第118回(R3年6月)「わたしなりの持続可能な開発目標」使用者委員:柳田由美(PDF:58KB)

第117回(R3年5月)「私の3年」労働者委員:木佐貫美保(PDF:68KB)

第116回(R3年4月)「61才のおじさんを見入らせる藤井聡太二冠」公益委員:北﨑浩嗣(PDF:87KB)

第115回(R3年3月)「不完全であること」使用者委員:米盛庄一郎(PDF:218KB)
第114回(R3月2月)「『奇貨』」労働者委員:海蔵伸一(PDF:249KB)
第113回(R3年1月)「夢をみる」会長:采女博文(PDF:153KB)
第112回(R2年12月)「ねずみ年」使用者委員:上野総一郎(PDF:77KB)
第111回(R2年11月)「最低賃金が改定されました」労働者委員:東健一郎(PDF:253KB)
第110回(R2年10月)「猫との暮らし」公益委員:田中佐和子(PDF:81KB)
第109回(R2年9月)「2020年の夏~豪雨・猛暑・コロナ~」使用者委員:水淵大作(PDF:246KB)
第108回(R2年8月)「言葉の使い方は難しい」労働者委員:下町和三(PDF:214KB)
第107回(R2年7月)「「廃仏毀釈」について」公益委員:平田浩和(PDF:254KB)
第106回(R2年6月)「「早く収まって」」使用者委員:濵上剛一郎(PDF:97KB)
第105回(R2年5月)「継続したコミニュケーションの必要性」労働者委員:村屋高広(PDF:82KB)
第104回(R2年4月)「異常気象」公益委員:新納幸辰(PDF:130KB)
第103回(R2年3月)「職場のご機嫌・不機嫌」使用者委員:柳田由美(PDF:63KB)
第102回(R2年2月)「4月1日施行の民法改正を思う」労働者委員:日高実禎
第101回(R2年1月)「夢」公益委員:采女博文(PDF:159KB)
第100回(R元年12月)「ONETEAM!」使用者委員:米盛庄一郎(PDF:82KB)
第99回(R元年11月)「外国人労働者受け入れ」労働者委員:奥恵利美(PDF:103KB)
第98回(R元年10月)「「働くこと」を考える」公益委員:田中佐和子(PDF:128KB)
第97回(R元年9月)「忘れてはいけない,忘れがちなこと」使用者委員:吉冨秀介(PDF:86KB)
第96回(R元年8月)「選挙の投票率にみる主権者を育む教育の重要性」労働者委員:原園正敏(PDF:134KB)
第95回(R元年7月)「係長等特別研修を終えて」会長:宮廻甫允(PDF:153KB)
第94回(R元年6月)「SDGsの取り組み」使用者委員:久永修平(PDF:159KB)
第93回(R元年5月)「5月といえば」労働者委員:下町和三(PDF:237KB)
第92回(H31年4月)「「これまで」と「これから」の自分」公益委員:平田浩和(PDF:261KB)
第91回(H31年3月)「豊かな人生とは」使用者委員:濱上剛一郎(PDF:90KB)
第90回(H31年2月)「「平成最後の年」寛容な社会を!」労働者委員:村屋高広(PDF:111KB)
第89回(H31年1月)「公労使」公益委員:新納幸辰(PDF:77KB)
第88回(H30年12月)「「休む」ということ」使用者委員:柳田由美(PDF:102KB)
第87回(H30年11月)「外国人労働者の現状と課題」労働者委員:日高実禎(PDF:88KB)
第86回(H30年10月)「高度経済成長期への郷愁」公益委員:采女博文(PDF:91KB)
第85回(H30年9月)「「働く」について一考察」使用者委員:米盛庄一郎(PDF:63KB)
第84回(H30年8月)「LGBTを知ることから」労働者委員:奥恵利美(PDF:65KB)
第83回(H30年7月)「半日旅行」公益委員:田中佐和子(PDF:59KB)
第82回(H30年6月)「くり返される、「やってはいけない」こと」」使用者委員:吉冨秀介(PDF:42KB)
第81回(H30年5月)「教員の長時間勤務が日本人全体の働き方に及ぼす影響?」労働者委員:原園正敏(PDF:88KB)
第80回(H30年4月)「AI(人工知能)の驚くべき進化」会長:宮廻甫允(PDF:47KB)
第79回(H30年3月)「明治維新150周年と歴史的公文書」使用者委員:久永修平(PDF:63KB)
第78回(H30年2月)「労働の変質について」労働者委員森田周一(PDF:59KB)
第77回(H30年1月)「天吹について」公益委員:白尾國豊(PDF:88KB)
第76回(H29年12月)「労働委員会を通じて」使用者委員:中村博之(PDF:46KB)
第75回(H29年11月)「「労働委員会委員」になって」労働者委員:村屋高広(PDF:62KB)
第74回(H29年10月)「かすかな記憶-夏・秋・冬」公益委員:采女博文(PDF:106KB)
第73回(H29年9月)「「LABOR」を考える」使用者委員:米盛庄一郎(PDF:61KB)
第72回(H29年8月)「本格的な台風・集中豪雨のシーズン前に」労働者委員:日高実禎(PDF:98KB)
第71回(H29年7月)「睡眠負債」公益委員:田中佐和子(PDF:67KB)
第70回(H29年6月)「通勤を取り巻く痛切なる事情」使用者委員:吉冨秀介(PDF:58KB)
第69回(H29年5月)「貧困と教育難民」労働者委員:奥恵利美(PDF:51KB)
第68回(H29年4月)「職場でのトラブルの予防のために」公益委員:末永睦男(PDF:81KB)
第67回(H29年3月)「自主造」使用者委員:久永修平(PDF:62KB)
第66回(H29年2月)「組合専従になって思うこと」労働者委員:川俣広孝(PDF:83KB)
第65回(H29年1月)「労使関係のこれからを考える」会長:宮廻甫充(PDF:64KB)
第64回(H28年12月)「チャレンジすることの大切さ」使用者委員:中村博之(PDF:46KB)
第63回(H28年11月)「小中学校の道徳の時間が教科になり子どもたちの道徳性を評価するらしい」労働者委員:原園正敏(PDF:74KB)
第62回(H28年10月)「最近思うこと」公益委員:白尾國豊(PDF:76KB)
第61回(H28年9月)「熊本地震が教えた鹿児島の観光を考える」使用者委員:伊地知司(PDF:76KB)
第60回(H28年8月)「バスガイドについて」労働者委員:森田周一(PDF:89KB)
第59回(H28年7月)「新米委員の思い」公益委員:采女博文(PDF:72KB)
第58回(H28年6月)「観光客の来訪が教えてくれること」使用者委員:吉冨秀介(PDF:62KB)
第57回(H28年5月)「脳トレとプラス思考」労働者委員:奥恵利美(PDF:56KB)
第56回(H28年4月)「論語における人間観察法」公益委員:末永睦男(PDF:63KB)
第55回(H28年3月)「「働く事」を学ぶ(労働教育)」使用者委員:久永修平(PDF:107KB)
第54回(H28年2月)「いの目の天啓と戯れ」労働者委員:大島幹敏(PDF:115KB)
第53回(H28年1月)「互譲の精神」公益委員:原田耕藏(PDF:64KB)
第52回(H27年12月)「雇用と国際化」使用者委員:本坊浩幸(PDF:56KB)
第51回(H27年11月)「ワークルール」労働者委員:下町和三(PDF:41KB)

 

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