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更新日:2022年12月1日

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県労働委員会「委員リレーコラム」

第136回

「人違い」(PDF:91KB)

「人違い」


使用者委員上剛一郎

日、街中を歩いている時、2~3メートル先を横切る人がいて、知り合いの方だと思い、駆け寄って挨拶をしたら人違いだった。マスクをつけてはいらしたが、お顔の雰囲気や背格好がよく似ていらっしゃった。よくよくお顔を見ると別の方だった。「失礼しました。」と言いつつ微妙な雰囲気に。マスク生活に慣れてはきているが間違いをしてしまった。相手を傷つけた訳ではなさそうだったのでよかったが、未だにマスクをつけなくてはならない状況を恨みたくなった。
コロナのまん延当初から、マスク着用、手洗い、ソーシャルディスタンスの確保など感染防止対策が半ば強制され、それが日常になりつつある。働き方にも変化が起きた。在宅勤務、テレワーク、オンライン会議など多様化が進んだ。通勤ラッシュに巻き込まれず、どこでも仕事ができ、人が移動することなく会議などもでき、時間が有効に使えるようになった。また、地方回帰の機運が盛り上がり、地方への移住者も出るなどプラス面が目立った。オンライン飲み会もやってみるとなかなか面白いという声も出てきた。遅れていた日本のデジタル化が進展する追い風にもなった。一方で、ここにきてマイナス面を指摘する声も目立ってきた。その多くがきちんとしたコミュニケーションが取れなくなったということだ。在宅勤務で疑問やわからないことがあった時にちょっとした雑談ができずに、孤独感が強まり、場合によってはうつ病を発症する人もいるという。オンライン会議をしても報告、連絡はできるが、どうしても込み入った話はしにくいなど。若い社員の中には就職活動や新人研修もオンラインで受けているので、対面でのコミュニケーションが苦手で、自分のスキルアップができてるか心配だという声まであるそうだ。育児や介護の必要がある人、また病気や障害を持った人が出社せずに仕事ができる、田舎志向の人がどこでも仕事ができるなど環境が整ったのはいいことだが、多様な働き方は認めつつも、原則はやはりリアルでの働き方が望ましいと思う。ある全国的に有名なIT企業は、脱マスク宣言までしたという。この企業は2年半前から在宅勤務体制を徹底するなど感染防止には先進的な企業だが、出社して仕事をする人は原則、マスクは外すことを決めたそうだ。人の表情が見えず、コミュニケーションの質が低下し、経営判断が遅れるとの理由だそうだ。強制ではないそうだが思い切った判断だ。この所の新型コロナウイルスの拡大傾向は気になるが、デジタル化によるプラス面は大いに享受しつつ、社会経済活動がコロナ禍以前の状態に戻ることを切に願う。人違いをしないためにも。ちなみにこのコラムの冒頭に記した、声をかけ、知っている方だと私が思いこんだのは公益委員の新納先生でした。

過去の委員リレーコラム

第135回(R4年11月)「「あたりまえ」だったことが「あたりまえ」ではなくなった」労働者委員:岡良二(PDF:209KB)

第134回(R4年10月)「ゴッババ」公益委員:新納幸辰(PDF:128KB)

第133回(R4年9月)「お悩み相談」使用者委員:柳田由美(PDF:81KB)

第132回(R4年8月)「ヒナ鳥」労働者委員:木佐貫美保(PDF:219KB)

第131回(R4年7月)「よりよい「対話」ができる社会に向けて~小学校の「対話」授業から考える」公益委員:森尾成之(PDF:150KB)

第130回(R4年6月)「名刺について」使用者委員:米盛庄一郎(PDF:224KB)

第129回(R4年5月)「バイアス」労働者委員:海蔵伸一(PDF:227KB)

第128回(R4年4月)「春、旅立ちの季節に」会長:采女博文(PDF:141KB)

第127回(R4年3月)「個人商店」使用者委員:上野総一郎(PDF:221KB)

第126回(R4年2月)「母の3年祭に想う」労働者委員:東健一郎(PDF:88KB)

第125回(R4年1月)「「墓じまい」の準備」公益委員:田中佐和子(PDF:57KB)

第124回(R3年12月)「所変われば品変わる」使用者委員:水淵大作(PDF:109KB)

第123回(R3年11月)「真摯な労使関係とワークルールを」労働者委員:下町和三(PDF:69KB)

第122回(R3年10月)「体験的香港ビジネス事情」公益委員:長野信弘(PDF:140KB)

第121回(R3年9月)「オリンピック」使用者委員:濵上剛一郎(PDF:66KB)

第120回(R3年8月)「あふれる情報,真実は?」労働者委員:村屋高広(PDF:95KB)

第119回(R3年7月)「弁護士は「敷居が高い」?」公益委員:新納幸辰(PDF:109KB)

第118回(R3年6月)「わたしなりの持続可能な開発目標」使用者委員:柳田由美(PDF:58KB)

第117回(R3年5月)「私の3年」労働者委員:木佐貫美保(PDF:68KB)

第116回(R3年4月)「61才のおじさんを見入らせる藤井聡太二冠」公益委員:北﨑浩嗣(PDF:87KB)

第115回(R3年3月)「不完全であること」使用者委員:米盛庄一郎(PDF:218KB)
第114回(R3月2月)「『奇貨』」労働者委員:海蔵伸一(PDF:249KB)
第113回(R3年1月)「夢をみる」会長:采女博文(PDF:153KB)
第112回(R2年12月)「ねずみ年」使用者委員:上野総一郎(PDF:77KB)
第111回(R2年11月)「最低賃金が改定されました」労働者委員:東健一郎(PDF:253KB)
第110回(R2年10月)「猫との暮らし」公益委員:田中佐和子(PDF:81KB)
第109回(R2年9月)「2020年の夏~豪雨・猛暑・コロナ~」使用者委員:水淵大作(PDF:246KB)
第108回(R2年8月)「言葉の使い方は難しい」労働者委員:下町和三(PDF:214KB)
第107回(R2年7月)「「廃仏毀釈」について」公益委員:平田浩和(PDF:254KB)
第106回(R2年6月)「「早く収まって」」使用者委員:濵上剛一郎(PDF:97KB)
第105回(R2年5月)「継続したコミニュケーションの必要性」労働者委員:村屋高広(PDF:82KB)
第104回(R2年4月)「異常気象」公益委員:新納幸辰(PDF:130KB)
第103回(R2年3月)「職場のご機嫌・不機嫌」使用者委員:柳田由美(PDF:63KB)
第102回(R2年2月)「4月1日施行の民法改正を思う」労働者委員:日高実禎
第101回(R2年1月)「夢」公益委員:采女博文(PDF:159KB)
第100回(R元年12月)「ONETEAM!」使用者委員:米盛庄一郎(PDF:82KB)
第99回(R元年11月)「外国人労働者受け入れ」労働者委員:奥恵利美(PDF:103KB)
第98回(R元年10月)「「働くこと」を考える」公益委員:田中佐和子(PDF:128KB)
第97回(R元年9月)「忘れてはいけない,忘れがちなこと」使用者委員:吉冨秀介(PDF:86KB)
第96回(R元年8月)「選挙の投票率にみる主権者を育む教育の重要性」労働者委員:原園正敏(PDF:134KB)
第95回(R元年7月)「係長等特別研修を終えて」会長:宮廻甫允(PDF:153KB)
第94回(R元年6月)「SDGsの取り組み」使用者委員:久永修平(PDF:159KB)
第93回(R元年5月)「5月といえば」労働者委員:下町和三(PDF:237KB)
第92回(H31年4月)「「これまで」と「これから」の自分」公益委員:平田浩和(PDF:261KB)
第91回(H31年3月)「豊かな人生とは」使用者委員:濱上剛一郎(PDF:90KB)
第90回(H31年2月)「「平成最後の年」寛容な社会を!」労働者委員:村屋高広(PDF:111KB)
第89回(H31年1月)「公労使」公益委員:新納幸辰(PDF:77KB)
第88回(H30年12月)「「休む」ということ」使用者委員:柳田由美(PDF:102KB)
第87回(H30年11月)「外国人労働者の現状と課題」労働者委員:日高実禎(PDF:88KB)
第86回(H30年10月)「高度経済成長期への郷愁」公益委員:采女博文(PDF:91KB)
第85回(H30年9月)「「働く」について一考察」使用者委員:米盛庄一郎(PDF:63KB)
第84回(H30年8月)「LGBTを知ることから」労働者委員:奥恵利美(PDF:65KB)
第83回(H30年7月)「半日旅行」公益委員:田中佐和子(PDF:59KB)
第82回(H30年6月)「くり返される、「やってはいけない」こと」」使用者委員:吉冨秀介(PDF:42KB)
第81回(H30年5月)「教員の長時間勤務が日本人全体の働き方に及ぼす影響?」労働者委員:原園正敏(PDF:88KB)
第80回(H30年4月)「AI(人工知能)の驚くべき進化」会長:宮廻甫允(PDF:47KB)
第79回(H30年3月)「明治維新150周年と歴史的公文書」使用者委員:久永修平(PDF:63KB)
第78回(H30年2月)「労働の変質について」労働者委員森田周一(PDF:59KB)
第77回(H30年1月)「天吹について」公益委員:白尾國豊(PDF:88KB)
第76回(H29年12月)「労働委員会を通じて」使用者委員:中村博之(PDF:46KB)
第75回(H29年11月)「「労働委員会委員」になって」労働者委員:村屋高広(PDF:62KB)
第74回(H29年10月)「かすかな記憶-夏・秋・冬」公益委員:采女博文(PDF:106KB)
第73回(H29年9月)「「LABOR」を考える」使用者委員:米盛庄一郎(PDF:61KB)
第72回(H29年8月)「本格的な台風・集中豪雨のシーズン前に」労働者委員:日高実禎(PDF:98KB)
第71回(H29年7月)「睡眠負債」公益委員:田中佐和子(PDF:67KB)
第70回(H29年6月)「通勤を取り巻く痛切なる事情」使用者委員:吉冨秀介(PDF:58KB)
第69回(H29年5月)「貧困と教育難民」労働者委員:奥恵利美(PDF:51KB)
第68回(H29年4月)「職場でのトラブルの予防のために」公益委員:末永睦男(PDF:81KB)
第67回(H29年3月)「自主造」使用者委員:久永修平(PDF:62KB)
第66回(H29年2月)「組合専従になって思うこと」労働者委員:川俣広孝(PDF:83KB)
第65回(H29年1月)「労使関係のこれからを考える」会長:宮廻甫充(PDF:64KB)
第64回(H28年12月)「チャレンジすることの大切さ」使用者委員:中村博之(PDF:46KB)
第63回(H28年11月)「小中学校の道徳の時間が教科になり子どもたちの道徳性を評価するらしい」労働者委員:原園正敏(PDF:74KB)
第62回(H28年10月)「最近思うこと」公益委員:白尾國豊(PDF:76KB)
第61回(H28年9月)「熊本地震が教えた鹿児島の観光を考える」使用者委員:伊地知司(PDF:76KB)
第60回(H28年8月)「バスガイドについて」労働者委員:森田周一(PDF:89KB)
第59回(H28年7月)「新米委員の思い」公益委員:采女博文(PDF:72KB)
第58回(H28年6月)「観光客の来訪が教えてくれること」使用者委員:吉冨秀介(PDF:62KB)
第57回(H28年5月)「脳トレとプラス思考」労働者委員:奥恵利美(PDF:56KB)
第56回(H28年4月)「論語における人間観察法」公益委員:末永睦男(PDF:63KB)
第55回(H28年3月)「「働く事」を学ぶ(労働教育)」使用者委員:久永修平(PDF:107KB)
第54回(H28年2月)「いの目の天啓と戯れ」労働者委員:大島幹敏(PDF:115KB)
第53回(H28年1月)「互譲の精神」公益委員:原田耕藏(PDF:64KB)
第52回(H27年12月)「雇用と国際化」使用者委員:本坊浩幸(PDF:56KB)
第51回(H27年11月)「ワークルール」労働者委員:下町和三(PDF:41KB)

 

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