更新日:2023年3月13日
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1905年(明治38年),長野県生まれ。児童文学作家。
日本で初めて本格的な動物文学のジャンルを切り拓いた作家で,「片耳の大シカ」「マヤの一生」「カガミジシ」など不朽の名作を数多く残しています。
「大造じいさんとガン」(昭和16年作)は,現在でも小学校5年生の国語教科書に掲載されている作品です。
これらを含め椋鳩十の動物文学は,動物の生態を生息する自然の中で極めて正確に描き,動物と人間とが自然の中で共存する大切さを訴えています。
(椋鳩十文学記念館のHPより一部引用)
鹿児島県立図書館長時代に「母と子の二十分間読書運動」と名づけて,県内各地に広めていきました。この取組は,現在も鹿児島県の読書活動推進に「1日20分読書」運動として引き継がれ,その精神は今なお深く息づいています。
「1日20分読書」運動とは,「全ての子どもが1日に少なくとも20分程度の時間を読書に親しみましょう」という取組のことをいいます。
乳幼児期から読書に親しみ,小学生期,中学生期,高校生期へと,子ども自身がその成長に応じて読書の楽しみを知り,「心に残る1冊の本」と出会うことができるよう「1日20分読書」運動を推進しています。
子ども読書の日
(子どもの読書活動の推進に関する法律)
第十条
国民の間に広く子どもの読書活動についての関心と理解を深めるとともに,子どもが積極的に読書活動を行う意欲を高めるため,子ども読書の日を設ける。
2子ども読書の日は,四月二十三日とする。
3国及び地方公共団体は,子ども読書の日の趣旨にふさわしい事案を実施するよう務めなければならない。
大人になるまでにこれだけは読んでおきたいにじいろのほん
子どもたちが大人になるまでに読んでもらいたい本を県立図書館の職員が選びました。
空に架かる虹のように子どもから大人への健やかな成長の架け橋になってほしいという願いを込めて,選んだ本に「にじいろのほん」と名前をつけました。
子どもたちの成長に合わせ,にじと同じ7つの色で示してあります。
にじいろのほんは,鹿児島県立図書館のホームページでも見ることができます。
家庭や学校,公立図書館(室)等で,子どもの本を選択する際の参考資料として,鹿児島県立図書館が所蔵する図書の中から選定し,作成したリストです。
モデルリストは,鹿児島県立図書館のホームページでも見ることができます。
家族の絆を深め,感動を味わい,自分を見つめる大切な一冊を「宝本」と呼んでいます。県立図書館が,1日20分運動を通じて「宝本」の取組を呼びかけています。
発表者が読んで面白いと思った本を一人5分程度で紹介し,その発表に関する意見交換を2~3分程度行う。全ての発表が終了した後に,どの本が一番読みたくなったかを参加者の多数決で選ぶ取組。ゲーム感覚で楽しみながら本に関心を持つことができる。
【国の「子どもの読書活動の推進に関する基本的な計画(第五次計画)」から引用】
大人が子どもに絵本等を読んで聞かせること。乳幼児から行われ,子どもは読み聞かせを通じて,言葉を獲得するだけでなく,本への関心を高めることができる。家庭,学校,保育所,認定こども園,図書館等広く行われており,子どもたちが同世代や異年齢の子どもたちへ行う場合もある。
【国の「子どもの読書活動の推進に関する基本的な計画」から引用】
相手に本への興味が湧くような工夫を凝らしながら,ジャンルの異なる複数の本をテーマに沿って紹介する取組。様々なジャンルの本に触れる事ができる。
【国の「子どもの読書活動の推進に関する基本的な計画」から引用】
子どもたちの参加により行われる読書指導の一つ。読書の楽しさを伝え自主的に読む力を引き出すために行われる。ゲームや著者訪問等,様々な形で行われる。。
【国の「子どもの読書活動の推進に関する基本的な計画」から引用】
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