更新日:2021年3月11日
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外山木材株式会社外山代表取締役(中央右),下平志布志市長(中央左),東志布志市議会議長(左)
外山木材株式会社は、宮崎県都城市において大正二年に創業し、今年で109年目を迎える老舗企業です。
同社は、南九州地域の豊富な森林資源を活かして、高品質・高性能な住宅建築用の杉材や杉足場板などを製造しています。
製造拠点としては、本社のある都城市内の3拠点に、4つの製材工場と2つの高次加工工場を有し、また、隣接する志布志市内に平成31年1月に開設した志布志第6工場があります。
各工場は、高規格・高品質な製品を供給するため、最新式のIoT・コンピューターシステムを導入し、工場の大規模化や生産の効率化を図っており、工場規模・生産規模ともに日本トップクラスの工場です。
今回の工場増設は、国内全体で引き合いが強い住宅用小割材※(注1)(KD材(注2))と、米国における米杉の価格高騰を背景にその代替材として需要が高まっている輸出用フェンス材の増産を図ることを目的に、既存敷地内に新たにバイオマスボイラーや中温乾燥機などの設備を整備するため決定されたものです。
これにより、地域における雇用の創出・活性化はもとより、南九州地域の山林の有効活用やさらなる林業の活性化が期待され、地域経済の浮揚発展に大きく貢献するものと期待されます。
注1小割材…木口の1辺が約3cm~4.5cm程度の角材のこと。
注2KD材…乾燥された製材品(板材や角材)のこと。
令和3年2月25日(木曜日)
(1)所在地:鹿児島県志布志市有明町伊崎田4153番地1
(2)用地面積:191,207平方メートル
(3)建物面積:14,874平方メートル
(4)従業員数:73名(令和3年2月15日現在)
(5)事業内容:住宅建築材や杉足場板等の製造・販売
(6)年商:昭和:15億円(令和2年1月期)
(1)施設・設備:バイオマスボイラー、中温乾燥機等
(2)投資予定額:約7.5億円
(3)着工予定:令和3年5月
(4)操業予定:令和4年3月
(5)新規雇用予定者数:13名
(6)事業内容:住宅用小割材(KD材)、輸出用フェンス材の製造・販売
(7)生産計画:年間5億円
(1)所在地:宮崎県都城市八幡町18街区7号
(2)創業:大正2年3月(会社設立:昭和23年3月)
(3)代表者:代表取締役社長外山正志
(4)資本金:3,700万円
(5)従業員数:210名(令和3年2月15日現在)
(6)事業内容:住宅資材、仮設資材、チップ材の製造販売
(7)年商:年間45億円(令和2年1月期)
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