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更新日:2024年4月1日
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乳幼児突然死症候群(SIDS)は,12月以降の冬場に発生する傾向が高いことから,国では,11月を対策強化月間と定め,乳幼児突然死症候群(SIDS)に対する社会的関心の喚起を図るとともに,発生の予防に対する普及啓発活動を重点的に行うこととしています。
SIDSから赤ちゃんを守りましょう
大切な赤ちゃんを守るために,周囲の皆さんの御協力をお願いします。
乳幼児突然死症候群(SIDS:SuddenInfantDeathSyndrome)とは,何の予兆や既往歴もないまま,赤ちゃんが睡眠中に死に至る原因のわからない病気で,窒息などの事故とは異なります。
発症は年々減少傾向にありますが,令和元年においては全国で78人の赤ちゃんがこの病気で亡くなっており,1歳未満の乳児の死亡原因の第4位となっています。
県内においては,過去5年間(平成26年~平成30年)に7人の赤ちゃんがこの病気で亡くなっています。
予防方法は確立していませんが,以下に示す3つのポイントに留意することで,この病気の発症率が低くなるというデータがあります。
乳幼児突然死症候群(SIDS)は,12月以降の冬場に発生する傾向が高いことから,国では,毎年11月を対策強化月間と定め,乳幼児突然死症候群(SIDS)に対する社会的関心の喚起を図るとともに,発生の予防に対する普及啓発活動を重点的に行っています。
乳幼児突然死症候群死亡者数の推移(人口動態統計)(人)
平成 13年 |
平成 14年 |
平成 15年 |
平成 16年 |
平成 17年 |
平成 18年 |
平成 19年 |
平成 20年 |
平成 21年 |
平成 22年 |
平成 23年 |
平成 24年 |
平成 25年 |
平成 26年 |
平成 27年 |
平成 28年 |
平成 29年 |
平成 30年 |
令和 元年 |
令 2年 |
|
国 | 328 | 285 | 244 | 232 | 196 | 194 | 158 | 168 | 157 | 147 | 148 | 152 | 125 | 146 | 96 | 109 | 77 | 61 | 78 | 95 |
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鹿児島県 | 6 | 4 | 3 | 1 | 3 | 2 | 3 | 4 | 0 | 1 | 1 | 5 | 1 | 3 | 1 | 2 | 1 | 0 | 0 | 1 |
原因が解明されていないSIDSですが,これまでの研究からSIDSの発症率を低くする3つのポイントがあります。
うつぶせに寝かせたときの方があおむけ寝に比べてSIDSの発症率が高いという研究結果が出ています。
赤ちゃんの顔が見えるようあおむけに寝かせることは,睡眠中の窒息事故を防ぐためにも有効です。
母乳で育てられている赤ちゃんの方がSIDSの発症率が低いという研究結果が出ています。
できるだけ母乳栄養にトライしましょう。
たばこはSIDS発症の大きな危険因子です。
妊婦自身の喫煙はもちろんのこと,妊婦や赤ちゃんのそばでの喫煙はやめましょう。
乳幼児突然死症候群(SIDS)の診断のためのガイドライン(外部サイトへリンク)(厚生労働省ホームページ)
乳幼児突然死症候群(SIDS)の診断の手引き(外部サイトへリンク)(厚生労働省ホームページ)
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