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更新日:2022年7月28日

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第1章-2 戦略策定の意義

2戦略策定の意義

錦江湾は,桜島や開聞岳などの雄大な景観に恵まれるとともに,広大な静穏水域をはじめ,深い水深と多様な生態の存在など優れた自然資源を有しています。また,湾岸の地域には,県人口のおよそ2分の1の人々が生活しており,これらの人々にとって,錦江湾は身近な存在となっています。

しかしながら,古くから観光の名所として知られてきた桜島や霧島,指宿等に比べると,錦江湾に対する理解や関心は,必ずしも高いものとは言えません。錦江湾の優れた自然環境を今後守り育てていくためにも,湾岸に住む人々が錦江湾をよく知り,その魅力や価値について理解を深めていくことが必要です。

また,少子化の進行や,国内における産業立地の鈍化などにより,人口の急激な伸びが期待できない中では,地域外から訪れる「交流人口」の拡大に努めることが,地域活性化の重要な鍵となっています。錦江湾岸地域は人々をひきつける様々な魅力や価値を有しており,今後,交流人口の拡大を図るためには,これらの条件等を生かしながら,海と深く結ばれた生活文化を成熟させることなどによって,魅力ある地域社会を形成していくことが必要です。このため,湾岸の多様な文化や資源等を海とのかかわりの中で見直し,これらを含めた錦江湾の総合的な魅力や価値を地域の貴重な財産としてとらえ,総合的かつ効果的に生かしていくことが求められています。

このようなことから,自然や歴史・文化資源等に恵まれた錦江湾の積極的な利活用を促進することにより,そこに住む人々が誇りと愛着を持って,いきいきとした個性豊かな生活を営むことができるとともに,その魅力にひかれて国内外から多くの人々が訪れるような,うるおいと活力のある地域社会を形成していくために,この戦略を策定します。

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