令和3年度鹿児島県再犯防止推進会議の開催結果について
1開催日時
令和3年11月8日(月曜日)14時00分~15時30分
2開催場所
県庁6階大会議室
3出席委員
宇都宮敦浩委員,西選子委員,西靏みゆき委員,岩村美佳委員,藤山良二委員,木村裕介委員,有馬龍平氏(和田滋委員の代理),
岩﨑昌弘委員,鳩宿文男氏(深野木信委員の代理),御牧忍委員,長野瑳や子委員,松下裕子委員,上村裕治委員,古市幹朗委員,
豊留満代委員,長久保剛委員,三浦一広委員,奥一彦委員
出席者名簿(PDF:114KB)
4公開・非公開の別
公開
5傍聴者数
1人
6議事
(1)鹿児島県再犯防止推進計画及び成果指標について
(2)再犯防止推進に関する県の取組について
(3)再犯防止推進に関する関係機関・団体の取組等について
(4)事例紹介「地域定着支援センターにおける支援のケース事例について」
(5)課題等を踏まえた今後の取組等について
7主な内容
(1)鹿児島県再犯防止推進計画について
- 推進計画の概要について説明
- 参考指標のデータをもとに本県における再犯等の現状について説明
- データから見える再犯防止に係る課題について共有
(2)委員からの取組等の説明
- 西靏委員:法務省保護局では,刑務所出所者の居住先が定まっていないということが再犯に結び付く要因の一つと考え,今年度から居住支援協議会や居住支援法人と連携するという制度が始まった。鹿児島保護観察所では居住支援協議会等において更生保護制度の説明を行っていきたいと考えており,今後住居のない刑務所出所者等に対する居住支援の協力をお願いしたい。
- 長野委員:県更生保護女性連盟では,居場所づくりである「ひまわり教室」を始めたのが4年前。コロナの影響で非常に活動が難しくなったが,刑務所を出所した者等と野外で農業体験や清掃作業,グランドゴルフ,そうめん流しなどを行った。昨年は,そばを植えて,それを刈り取って,自分でそばを打って食べる取組も行った。
- 三浦委員:鹿児島県も奄美も自殺する若者が増えている。地域の思いやりの気持ちが浸透していかないと孤立して孤独な人たちがどんどん増えてくる。家庭でも職場でも地域社会でも心のゆとり(ユーモア)がないと,緊張して,追い込まれて苦しむ人が増えてくるような気がする。ゆずり葉の郷では24時間携帯電話を離さずに,心の問題回復を求めて,再犯防止や自殺防止を図っていきたい。
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください