更新日:2024年10月18日
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県では,令和3年度に本県出身者から「県における音楽活動・交流の更なる発展のために」と,みやまコンセールのパイプオルガン建造資金として2億円の寄付をいただいたことを契機とし,みやまコンセールにパイプオルガンを設置する取組を進めています。
⑴オルガンコンセプト | バッハの楽曲の演奏を基軸とし,19世紀以降の楽曲までカバーできるオルガン |
⑵大きさ | 高さ:約7.5m幅:約8.8m奥行き:約3.2m |
⑶鍵盤 | 手鍵盤:3段足鍵盤:1段 |
⑷内部機構 |
キーアクション:トラッカーアクション(※) |
⑸オルガンビルダー |
Manufacture d'orgues Thomas Instruments(ルクセンブルク) Johannes Klais Orgelbau GmbH & Co.KG(ドイツ) |
(※)メカニカル・アクションともいう。棒,梃,軸などを使用して鍵盤の動きを音程弁に伝える方式。
なお,ストップ(オルガンのパイプの音色とそれを選択する装置,音栓)数は,43ストップ(共有ストップ等を含む)を予定しています。
【材質】オルガンケース:モミ材,格子部:オーク材色:天然オイル仕上げ
R5.4~R6.9 | 受注ビルダーによる海外工房での設計・製作・仮組立 |
R6.10 | みやまコンセール主ホールでの設置準備工事 |
R6.11~R7.4 | みやまコンセール主ホール内組立,整音,調整 |
R7.5 | 完成 |
(参考:パイプオルガン選定委員会委員)
1みやまコンセール現地確認(R5.5.24)
オルガンビルダーが来日し,現地にて音響や設置位置等の確認を行いました。※正面2階部分が設置予定箇所
2オルガンビルダーの工房(ルクセンブルク)での部品等製作(R5.6~)
ふいご(送風装置)の製作風景
風箱(チェスト)の製作風景
1オルガンビルダーの工房(ルクセンブルグ)での製作状況
パイプオルガンの外観状況。今後,鍵盤と装飾が設置されます。
パイプオルガン内部(2F)手鍵盤部分の様子。
パイプオルガン内部(1F)足鍵盤部分の様子。
2オルガンビルダーの工房(ルクセンブルク)における仮組立後のお披露目演奏会の様子(R6.9.28)約1分
曲目:前奏曲とフーガハ長調BWV547より前奏曲(J.S.バッハ)
演奏:ジャン=フィリップ・メルカールト(オルガニスト,県パイプオルガン選定委員会委員)
会場:オルガンビルダー(Thomas社)工房(ルクセンブルク)
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