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更新日:2022年3月24日

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地区別

地区別の特徴

 
出水市や大口市から与論島まで、南北に長い鹿児島県は、民俗芸能の宝庫です。その総数は数え方によって違いますが、およそ千種類。その内容は地域によっても異なり、以下の4つの区域に分けることができます。
 
  1. 長島、甑島をふくむ薩摩半島
  2. 大隅半島
  3. 三島村、口永良都島をふくむ屋久島、種子島、トカラ列島などの薩南諸島
  4. 奄美諸島
 
(1)の区域は棒踊や太鼓踊、神楽、手踊などが多く、甑島には盆踊が多くあります。
(2)の区域には水神をまつる法楽という鉦踊と、みんなが輪になって踊る八月踊が盛んで、カギヒキ祭や神楽も行われます。
(3)の区域では盆踊が盛んで、太鼓踊もあります。
(4)の区域では八月踊が盛んで、狂言や各種の手踊も見られます。
 
 
 
 
解説:下野敏見
下野先生
 
 
略歴
  • 昭和4年4月4日生れ
  • 元鹿児島大学法文学部教授
  • 前鹿児島県文化財保護審議委員
  • 第一回柳田国男賞受賞
  • 平成18年度県文化財功労者表彰受賞

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