更新日:2021年12月7日
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豊臣秀吉の朝鮮出兵の折,硫黄島からも島津義弘公に従い出兵しました。その際に手柄を立てたとされ,藩主より恩賞を賜ることになり,その凱旋祝いとして,この踊りが奉納されたといわれています。毎年,旧暦八月朔日から2日間,熊野神社前の宮の馬場で行われています。
踊りは鉦を持った歌い手2,3人と踊り子10人ぐらいで構成されています。歌い手は紋付のひとえを着て,肩から色物の肩掛けをたらし,頭には花笠をかぶり,足は白足袋,草履をはきます。左手に鉦,右手にキヅチをもって,歌いながら円陣の中で踊ります。踊り子は頭に鉢巻きをし,白の浴衣,同じ生地のズボンを着て,キャハンをつけ,足は素足、背中には高い矢旗を背負い,太鼓を抱えます。
祭りの最中に,人々の邪気を追い祓い,幸いをもたらす天下御免の仮面神「メンドン」が登場することが特徴的です。昔から,メンドンに逆らったり,誰が入っているかを詮索したりしてはいけないと伝えられてきました。
【問い合わせ先】三島村(外部サイトへリンク)
旧暦8月1日・2日
硫黄島
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