棒踊り
荒木集落の棒踊りは、大正7年、種子島から荒木に移り住んでいた紬の締め織工が、青年数人に教え、集落の敬老会で踊ったのが由来と言われています。当時の青年団長は、その勇壮な踊りに感激し、青年団全員で継承すべく踊りとして保存に努めました。集落祭り(旧暦9月19日、荒木神社奉納)や町の各種イベントや文化祭などで発表され、今日に至っています。
踊りは鉢巻き・タスキ・絣着物(又は浴衣)・手甲・腰帯・前掛け・脚絆・わらじの出で立ちで、3尺棒二名・6尺棒二名の4名一組の踊りと、6尺棒6名一組の踊りがあり、舞台の広さによって踊り手を24名・36名・48名で組織します。唄に合わせて踊り手は「エイエイ・エイエイ・エイエイ・ウンサ」のかけ声と共に、激しくぶつかり合いながら踊ります。
現在は,少子化により集落の子どもたちだけでの実施は難しくなっていますが,青年団・壮年団が中心となって保存活動に取り組んでおり,次世代への継承を目指しています。
【問い合わせ先】喜界町教育委員会生涯学習チーム(0997-65-0229)
公開日時
不定期
公開場所
喜界町内
開催風景
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください