更新日:2022年8月29日
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「8月の空の様子」
県立青少年研修センターは,赤崩山の麓にあります。
今年も8月は暑い日が続きました。きれいな夏空を見ることができたと思ったら,急に雨が降り出すこともあり,赤崩山は本当に様々な表情を見せてくれます。
アサガオの花
センター内で育てているアサガオが,きれいな花を咲かせていました。このアサガオは,昨年咲いたアサガオの種を保存していたものです。今回も種を収穫して,来年まで保存しておきたいと思います。
「アサガオの花の様子」
カノコユリ
7月に紹介したオニユリから,リレーするようにカノコユリが咲いているのを見つけました。花が咲く時期は7月から9月で,花弁に鹿の子どものような模様の斑点があることから「カノコユリ」という和名がついたのだそうです。昔から観賞用に栽培されています。
「カノコユリの様子」
ハギ
ハギは,マメ科ハギ属の総称で,秋の七草の一つです。花が咲く時期は7月から10月で,毎年,根元から新しい芽が出てくるのだそうです。
「ハギの花の様子」
クリ
クリは,ブナ科クリ属の木の一種です。果実が黒褐色になるので「黒実(くろみ)」になり,これが転じて「クリ」と呼ばれるようになったという説,樹皮や殻が栗色というところから樹名になったという説,クリとはそもそも石という意味で,実の硬い殻をクリと呼んだという説など,様々な説があるのだそうです。食料として古くから栽培されているようですが,センター内のクリは,それほど美味しいという訳ではないようです。観賞用として楽しむことにしたいと思います。
「クリの実の様子」
カボチャ
センターの農園でカボチャが収穫できました。カボチャはウリ科カボチャ属の果菜の総称で,原産はアメリカ大陸なのだそうです。日本語の呼び名である「カボチャ」は,一般的にはポルトガル語由来だとされているようです。16世紀にポルトガル船が九州に渡来したときに,カンボジアからもたらされた野菜だと伝えられたことから「カンボジア」が訛って「かぼちゃ」と言われるようになったのだそうですよ。
カレンダー上では,季節はもう「秋」です。植物を観察していると,少しずつ秋の訪れを感じることができます。まだまだ暑い日が続きますが,実りの秋が近くまで来ているのですね。
「カボチャの実の様子」
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