更新日:2019年3月29日
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平成24年度から毎年,種子島・屋久島の発展・活性化に尽力された方や,地域住民の励みとなる活躍をされた方で,その功績が特に顕著な方を「たねやくきらめき表彰」として表彰しています。
今年度は,平成31年2月28日熊毛支庁において2団体を表彰し,翌3月1日には,屋久島事務所で1個人を表彰しました。
(種子島会場)
(前列左側から)育児サークルとよひめ様,熊毛支庁長,種子島火縄銃保存会様
(屋久島会場)
(前列左側から)福村総務企画課長,屋久島事務所長,西橋優樹様,宮下農林普及課長,屋久島町松田農林水産課長補佐
種子島火縄銃保存会様(西之表市)
育児サークルとよひめ様(南種子町)
西橋優樹様(屋久島町)
種子島は南蛮船の漂着により,銃器の製造に成功したという歴史がありますが,昭和46年に設立された種子島火縄銃保存会は,先人の偉業を後世に残すため,古式火縄銃の保存や流儀の保存のための研究等を行っています。そのほか大型客船の西之表港寄港,ジェットチャーター便の種子島空港寄港時の歓迎セレモニーや種子島鉄砲祭りなどの各種イベント,また,火縄銃をきっかけとして友好都市関係にある堺市等において火縄銃の試射演武を行うなど,種子島の歴史・文化の継承や観光振興に幅広く貢献されました。
育児サークルとよひめは,子育ての悩みや喜びを共有しながら幼い子どもを持つ母親同士が声を掛け合って,平成15年に設立された育児サークルです。これまで町福祉センターや保育園を利用し,週1回の自由遊びと絵本の読み聞かせ,季節のイベントや年度末のお別れ会などを実施し,毎回,その活動記録をまとめており,子育て世代の自助力を高める活動を行っています。就園や転出等で構成員が替わる中で継続して活動されており,また,ともすれば孤立しがちな転入家族等に積極的に声を掛け親子をサポートし,地域とのつながりを広げ深めていく一助にもなっているなど,教育の振興や安心・安全な地域づくりに貢献されました。
西橋優樹氏は,平成8年から畜産業を営み,平成18年には,認定農業者に認定され地域の中心的役割を果たし,また,平成26年には,屋久島和牛振興会会長も務められました。平成30年度には,屋久島町畜産共進会及び熊毛地区共進会で,最高賞であるグランドチャンピオン賞を受賞し,屋久島町から初めて県畜産共進会に熊毛地区代表として選ばれ,若雌2区で最優秀賞7席を受賞されました。離島から7頭が出品されたなかで唯一の最優秀賞であり,町の肉用牛産地としての名声を上げ,地域の肉用牛農家の大きな励みとなるなど地域産業に貢献されました。
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