地域医療連携に係る医療機関一覧(脳卒中)
肝属圏域における医療機能の基準
初期対応施設(救急診断)
- 直ちにCTが撮影できる。
- t-PA治療施行若しくは適応患者の推定が可能である。
- 脳卒中急性期施設と速やかに連携がとれる。
- 診療ガイドラインに則した診療を実施している。
- 転院・退院調整機能を持ったスタッフがいる(専任の必要はない)。
急性期施設(救急医療機能)
- 脳卒中の専門的治療が診療ガイドラインに則して実施できる。
- 専門的治療が24時間実施できる体制が望まれる。
- 血液検査や画像検査(CT又はMRI)が24時間実施できる体制が望まれる。
- t-PA治療並びに血栓回収療法が可能な体制が望ましい。
- 呼吸・循環管理,栄養管理が可能で,高血圧,糖尿病,心房細動に対応できる。
- リスク管理のもとに,早期リハビリが可能である。
- 転院・退院調整機能を持ったスタッフがおり,転院・退院に際し患者及び家族を精神的にサポートしている(専任の必要はない)。
- 退院時カンファレンス又は共同指導体制が望まれる。
- 地域のケアマネジャーと連携がとれている。
回復期施設(身体のリハビリ回復体制)
- 脳疾患リハの施設基準を取得している。
- 診療ガイドラインに則した診療を実施している。
- 再発予防(抗血小板療法,抗凝固療法),高血圧,糖尿病,心房細動などに対応できる。
- 口腔ケア及び摂食機能訓練が可能である(資格は問わない)。
- 入退院・転院調整機能を持ったスタッフがおり,転院・退院時に際し患者及び家族を精神的にサポートしている(専任の必要はない)。
- 歯科医との連携が望ましい。
- 地域のケアマネジャーと連携がとれている。
- 転院時及び退院時カンファレンスが望まれる。
維持期施設(日常生活への復帰・維持リハビリ体制)
- 再発予防(抗血小板療法,抗凝固療法),高血圧,糖尿病,心房細動などに対応できる。
- 生活機能の維持向上のためにリハビリを実施している(担当者の資格は問わない)。
- 可能な患者には離床して食事をとらせている。
- 口腔ケア及び認知症への対応ができることが望ましい。
- 入退院・転院調整機能を持ったスタッフがおり,転院・退院に際し患者及び家族を精神的にサポートしている(専任の必要はない)。
- 歯科医との連携が望ましい。
- 地域のケアマネジャーと連携がとれている。
かかりつけ医施設(予防・初期相談・生活の場での療養支援体制)
- 当該患者の状況を総合的に把握している。
- 再発予防(抗血小板療法,抗凝固療法),高血圧,糖尿病,心房細動などに対応できる。
- 患者が希望する場合には,訪問診療が可能であることが望ましい。
- 急変時の初期相談又は対応が可能で,急性期施設との連携がとれている。
- 口腔ケア(歯科医との連携でも可)及び認知症への相談にのれ,各診療科医との連携がとれていることが望ましい。
- ケアマネジャー,訪問看護,通所・訪問リハビリなどの介護福祉サービス,薬局,歯科などと連携し,情報共有を行っていることが望ましい。
地域医療連携に係る医療機関一覧(市町別)(50音順)
下記については,平成30年12月末現在で基準を満たし,かつ,公表することの承諾を得た医療機関名を掲げていることに御留意ください。
肝属圏域の地域医療連携に係る医療機関一覧(脳卒中)(市町別)(50音順)(PDF:54KB)
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