更新日:2021年11月17日
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10月1日,あい裸麦生産組合の総会が,姶良市役所で組合員や関係機関など17名が出席し開催されました。コロナ禍で裸麦の需要が少なくなっていますが,水田フル活用の観点から小麦への切り替えが了承されました。農政普及課からは,小麦の実証ほで多収・高品質の結果が出たことを説明しました。今後は,栽培暦を作成し,組合員への小麦栽培技術指導を支援していきます。
10月25日,園芸振興協議会果樹・花き技術部会を開催し,9名が参加しました。現地検討では,竹子地区のユリ農家が,ハウス自動開閉機導入後の省力化及び品質改善について紹介しました。室内検討では,活動の進捗状況確認と今後の計画等について検討を行いました。また,今年度の観光農園販売状況や次年度以降の活動について,関係機関で活発な意見交換が行われました。
10月26日,振興局にて姶良地域の新規就農者を対象に,農業の技術,経営の基礎知識の習得を目的に研修会を開催し,計4名の参加がありました。内容は土壌肥料,病害虫防除,畜産技術,経営,農業機械・農作業安全で,普及指導員が講義を行いました。アンケートの結果では「分かり易く,ためになった」との意見が多くありました。
9月29日,伊佐市菱刈の現地ほ場で,水稲立毛状態でドローンによるイタリアンライグラス播種の実演研修会を開催し,認定農業者等18名が参加しました。ドローンはイタリアンライグラス種子の播種受託を目的に,ポストコロナ事業を活用して導入されたもので,年間40haの播種を計画しています。水田の高度利用には水稲裏作の飼料栽培が有効であることから,今後は適切な品種や播種量について調査するなど,この活動を支援していきます。
伊佐市では,例年,新規就農者の門出を祝うニューファーマーのつどいを開催していますが,7月の豪雨水害の影響や新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止により,2年連続中止となりました。伊佐市と検討し,10月上旬に3日間に分け,13名の新規就農者を訪問し,市長メッセージと記念品を渡しました。記念品は保護メガネで,農作業安全の啓発も兼ねています。新規就農者からは就農の決意や経営発展への意欲が感じらました。今後も,関係機関と連携し,育成支援に向けて取り組みます。
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