更新日:2021年10月20日
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9月15日,霧島市の牧園農村活性化センターで秋の座談会が開催され,茶生産者及び関係機関等45名が参加しました。県茶生産協会技術アドバイザーが講演し,コロナ禍での茶生産の推移やポストコロナにおけるかごしま茶の今後の展望や課題について語りました。また経済連から一,二,三番茶の茶市場の概況報告があり,振興局からも有機茶園における防除や秋整枝,秋芽防除の振り返りなどの情報提供を行いました。
姶良地域では昨年度から茶生産者の有志が集まり,茶種の多様化を進めるため,紅茶の情報交換や研修などを実施してきました。今回この情報交換の場を定期的に実施することで霧島の新たな茶の需要を拡大し,発酵系のお茶について勉強・情報交換をするための「きりしま紅茶研究会」が10月1日に発足しました。新型コロナウイルスの影響により書面での発足となりましたが,今後は互評会や製造・栽培研修などを実施し,新たな産地づくりを目指します。
8月30日~31日に複式簿記入門講座,9月8日~9日,16日~17日にパソコン簿記入門講座をオンラインで行い,新規就農者等11名が参加しました。オンライン講座は初の試みであったため,時間を区切って質問の投げかけや進捗確認,パソコン簿記は2回に分けて行うなど工夫しました。全体で確認しながら進めるためゆっくりとしたペースとなりましたが,「画面が近く,パワポなど見やすくてわかりやすかった。」という声も聞かれ,オンライン講義の可能性や留意点を確認できました。
9月14日,伊佐YADクラブの役員会を,役員3名と事務局1名の参加の下,初めての取組としてWebで開催しました。コロナ禍の中,滞ったクラブ活動を充実させるため,今後の活動の打合せを行いました。今後も十分な活動ができるか不透明ですが,Webでの会議などで情報交換を行ないながら,充実した活動を模索していきます。
伊佐市女性農業経営士の会では,昨年度から活動の一環として鳥獣害対策に取り組んでいます。中でもアナグマによる飼料盗食に悩む女性農業経営士は,8月下旬,牛舎にセンサーカメラを設置し,アナグマの侵入場所や時間帯などを確認し対策を講ずるプロジェクトに取り組みました。画像と学んだ資料等をもとに猟友会に捕獲を依頼しました。また,シカの侵入等も確認されたので,夫婦で牛舎周りの環境整備にも取り組み始めました。これらの取組は,研修会等で紹介し会員等と共有していきます。
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