更新日:2022年12月9日
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11月18日に川辺文化会館において,さつまいも基腐病対策に向けた輪作に関する研修会を実施しました。法人や大規模露地農家12名と関係機関が参加し,基腐病対策の取り組み状況や輪作の必要性を説明し,その後クボタからほ場管理システムのKSASについて研修し,ほ場管理システムの必要性と理解促進を行いました。参加者からは「みちしずく」やKSASの特徴,機能について多くの質問があがっていました。今後も大型農家に対し,輪作の実施による基腐病軽減と経営安定に向けた取り組みを継続していきます。
枕崎市大塚周年菊研究会主催で女性従事者等17人参加のもと,菊の新しい活用方法として会員の菊を花材に,花束をアレンジしました。花束は,手で持ったまま1本ずつ花材を組んでいきます。講師の指導のもと,何度も組み直して,オリジナルのアレンジに仕上げていました。まずは,自分たちの菊の特徴を理解し,消費者へ自信を持ってPRしていくことが大事であることを再認識していました。農政普及課は,来年1月に企画しているフラワーバレンタインのイベント等引き続き支援していきます。
11月7日に南薩地域サツマイモ基腐病対策プロジェクトチーム会を開催しました。南さつま市金峰町のドローンによる共同防除体制及び,基腐病対策の推進地区の展示ほの取組について報告と検討を行いました。また,関係機関からは,GPSレベラーのシェアリングを利用した基腐病軽減技術の紹介が行われました。推進地区の生産者からは,ドローンによる一斉防除を高く評価する声やコストを抑えた技術を普及してほしいとの声が挙がりました。来年産に向けて,「持ち込まない」,「増やさない」,「残さない」対策を引き続き支援していきます。
11月15日に就農5年以内及び技術習得支援が必要なきんかん重点農家を対象に現地検討会を開催し,6名が出席しました。8月に続き2回目の開催で,今回は出席者の園地を巡回し,各園の状況に応じて関係機関メンバーの助言と参加者との質疑応答が行われました。参加者から日頃の疑問や今後の管理について多くの質問が出され,今後も重要な管理の前にこのような技術習得支援を望む意見等も得られました。これからも関係機関一体となって,技術習得と定着に向けた継続支援に取り組んでいきます。
枕崎市大塚花き生産者協会と園芸振興協議会南薩支部花き技術部会の共催による合同研修会を行い,会員22名中15名の参加がありました。農業開発総合センター今給黎花き研究室長が「夏場の高温の影響と対策」,普及情報課上薗農業専門普及指導員が「施設花き栽培における堆きゅう肥,ぼかし肥料の利用,作成法及び留意点」,普及情報課新屋敷農業専門普及指導員が「全国主要産地の品種動向と作付状況」についての講演が行われ,会員からは今後の栽培に活かす質疑も多くなされました。
11月14日,厳しい茶業情勢に対応した生産や経営に取り組むため,南薩地区茶業振興会員や関係者約90人の参加のもと,南薩地区茶業検討会を開催しました。検討会では,地域に根ざした6次産業化に取り組む優良事例や,茶業研究の最新情報などについての講演が行われました。また,意見交換の場も設けられ,参加者から「耕作放棄地がでないように,生産意欲の高い生産者へ情報提供できる仕組みが必要ではないか。」など,今後の茶業振興に対する様々な意見が出されました。
11月18日に川辺文化会館において,基腐病対策に向けた輪作に関する研修会を実施しました。基腐病対策の一つである「持ち込まない」対策の取組として,農政普及課で実施した「コガネセンガン」,「シロユタカ」,「みちしずく」の3品種での水田種イモ生産について研修を行いました。基腐病等の発病状況や生産された種イモの収量等の実績を説明しました。植付時期や栽培方法等について課題もありますが,新品種の「みちしずく」について,質問等がありました。
11月13日,KEファーマーズは「農業法人ファーマーズマーケット2022」において,プロジェクト活動で会員が製造した品種ごとの仕上げ茶の消費者ニーズを研修しました。積極的にお茶の品種の特徴を紹介し,試飲を通して品種の違いを説明しました。消費者は「茶の品種の種類の多さと味がこんなに違うのか」と驚いていました。ニーズを知り,自らの経営を考える機会となりました。農政普及課では,今後も品種の特徴を活かした生産により,収益が高まる取り組みを指導していきます。
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写真1_ファーマーズマーケット2022の販売の様子 |
指宿市新西方地域で園芸振興会リーダー会(10月26日5名)と若い中心経営体の話し合い(11月16日11名)が行われました。どちらも地域の農業の課題と解決策を検討し,地域の将来の姿を明確にしようとしています。地域リーダーからは,新西方で新規就農者を支援する組織をつくれないか,若い中心経営体からは,農地をスムーズに若手が耕作する仕組みはできないか等の話題が出されました。今後は合同の検討の場を持ち,地域の課題を誰がいつどのように解決するか検討する予定です。
11月1日に2回目のそらまめの栽培に関するニューファーマー講座を開催した。指宿市外からの参加もあり,新規就農者8名が参加しました。11月以降の栽培管理,収量や品質に及ぼすかん水の効果について講習を行いました。指導農業士からは今年は雨が少ないため,簡易的に設置できる据え置き型の散水チューブを用いたかん水設備について紹介されました。さらに,参加者のほ場に移動し,整枝や誘引の方法について具体的な指導を受けました。
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写真2_第2回そらまめニューファーマー講座の様子 |
南薩サツマイモ基腐病対策PT指宿作業部会では,4月から月2回サツマイモほ場を一筆毎巡回し,発生ほ場に「お知らせ杭」,発生株に「お知らせ棒」を立て,発生株の早期抜き取り,適正防除,排水対策等呼びかけてきました。11月11日で今年度の巡回調査・指導を終了しました。モデル農家等の10a当たりの単収は,青果用で2,500kg,加工用で3,000~3,500kg,焼酎用等で3,000~4,000kg程度で昨年を上回りました。基腐病の発生は無~微が多く,昨年より軽減されました。
11月22日,オクラを栽培する新規就農者等を対象に,第3回『オクラニューファーマー講座』(全3回)を開催しました。講座には,新規就農者等20人,関係者12人が出席しました。座学研修では,来年度へ向けたオクラ栽培の準備からは種,初期管理までの作業工程やポイント等について学びました。また,現地研修では,トラクターや草刈り機,土壌消毒機等の使用時の注意点や安全対策等について研修し,同時にトラクターでの耕耘作業の実演を行い,効率的な整地方法等を学びました。
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写真3_第3回オクラニューファーマー講座の様子 |
11月10日に担い手確保・育成普及活動の中間検討会を行いました。検討会は,各グループごとに行い,普及指導員が担当している支援対象のうち1戸を選定して検討しました。グループ員で,経営改善目標等の達成状況や個別支援活動の取組内容を確認し,支援対象者の計画的な経営改善が図られるよう検討を行いました。また,3月末までに取り組む目標や活動について支援対象者ごとに整理し職員会議で話し合い,達成に向けて取り組むこととしました。
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