更新日:2022年11月8日
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南さつま市の秋そば栽培農家を対象に秋そば栽培講習会を8月25日に開催し,6名が出席しました。ここ数年はコロナで開催できなかったので,久しぶりの開催となりました。前年はヨトウ類の被害が多く,今年も害虫が多い状況のため,害虫対策を中心に説明を行いました。参加者からは多くの質問等が出され,参加者同士も互いに意見交換をしている姿が見られました。今後も,このような講習会を行い,秋そばの収量向上のために啓発を図っていきます。
9月6日に南薩地域サツマイモ基腐病対策プロジェクトチーム作業部会を開催しました。頴娃の青果用サツマイモの奨励品種決定試験,枕崎の原料用サツマイモの奨励品種決定試験の現地検討を行いました。会議では,関係機関からは蒸熱処理後の管理や品種に関する質問が挙がりました。また,みちしずくの普及ににあたり,さつまいもの種苗許諾について情報提供を行いました。次年度の基腐病対策に備えて,今後の貯蔵管理から育苗までの対策方法を周知を図ることも確認しました。
南九州市頴娃の薩摩富士グループの毎月定例の現地検討会が9月8日に行われました。令和4年産も3名の生産者で栽培が行われています。6月下旬~7月に定植が行われて,欠株はありませんが夏場の高温により草丈の伸長が悪いです。盆過ぎからの降雨により病害の発生が一部みられています。今の時期が来年6月までの収穫を左右する大事な時期であるために,生産者は天気をみながらの防除に余念が無いところです。
8月24日にJA南さつま枕崎さつまいも(加工用)部会総会及び出荷協議会が開催され,その中で,令和4年のサツマイモ基腐病の発生状況と今後の対策について研修を行いました。今年は発生があるものの被害が抑えられていますが,気象災害等により被害拡大も懸念されるため,収穫までは油断できないことや収穫後の残渣の早期すき込みの実施,種イモの管理等について説明を行いました。今後も,このような機会を利用して啓発を図っていきます。
9月9日にJA南さつま枕崎工業用(焼酎用,でん粉原料用)甘しょ生産振興会総会及び出荷協議会が開催され,その中で,令和4年のサツマイモ基腐病の発生状況と今後の対策について研修を行いました。今年は発生があるものの被害が抑えられていますが,気象災害等により被害拡大も懸念されるため,収穫までは油断できないことや収穫後の残渣の早期すき込みの実施,種イモの管理等について説明を行いました。今後も,このような機会を利用して啓発を図っていきます。
南九州市茶業振興会は知覧茶の消費拡大に向け,「知覧茶アンバサダースクール」を昨年から応募対象を全国に広げ,オンライン開催しています。本年も約40名の受講生を対象に8月下旬から4回シリーズで,荒茶加工工程やお茶の淹れ方,ブレンド茶作りなどを実演・講義し,農政普及課は第3回(9月10日)でお茶の効能と効果的な摂取方法を説明しました。受講生から質問や感想が多く寄せられ,知覧茶への理解を深めてもらうことができました。
8月18日(木曜日),25(木曜日),9月1日(木曜日)の3回シリーズでパソコン農業簿記基礎研修会を開催しました。1回目は経営及び簿記の基礎,2回目は仕訳演習,3回目は簿記ソフトを使った演習を行ったところ,新規就農者及びパソコン簿記初心者6名の参加者があり,農政普及課の若手普及員を中心に指導を行いました。うち3名が新たに簿記記帳をスタートさせました。今後,記帳研修会を5会場で延べ25回開催することとしており,簿記記帳を通じた経営指導を行うこととしています。
指宿作業部会は9月1,7,9日,展示ほ,実証ほの坪堀調査を実施しました。品種比較では,かいよう病発生のため100日程度での調査でしたが,基腐病の発生はなく,紅はるか1,800kg/10a,紅まさり4,900kg/10aの収量でした。たばこ跡地の展示ほでは,基腐病の発生は4%で塊根の被害は2%,収量は3,200kg/10a,園芸農家との農地交換展示ほは,基腐病の発生はなく,2,800kg/10aの収量でした。
8月28日,観葉女性部Ms.の会は,フラワーパークにて販売会を実施しました。その際,観葉植物に関するアンケートを100名に行いました。回答者の約7割が女性,約4割が鹿児島市在住者,3割が指宿市在住,3割がその他県内外市町の在住者でした。アンケート結果では,77%が,指宿は観葉植物の生産が盛んな市であることを知っており,また,約7割がもっと産地の情報を欲しいと思っていることがわかりました。今後も産地や生産者の情報発信の支援をしていきます。
8月28・29日に開催された第12回全国和牛能力共進会鹿児島県最終予選会に向け,指宿地区では種牛の部で谷口誠吾氏,肉牛の部で東川勝弘氏と(株)畠久保畜産が県代表牛を目指し取組を続けてきました。結果,東川勝弘氏が肉牛の部の補欠牛として選定されました。惜しくも県代表牛とはなりませんでしたが,今後の地域における和牛振興に対して生産者と関係機関一体となった取組は良い財産となりました。
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写真1_第12回全国和牛能力共進会鹿児島県最終予選会の様子 |
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