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更新日:2020年8月18日

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畜産物・畜産加工品

 

鹿児島黒牛

鹿児島県の黒牛は,昔から農耕用として飼われていた在来種に,大正時代になって他県の優れた牛を交配して改良された,黒毛和種と呼ばれる品種です。
きめ細やかなやわらかい肉質と,バランスの良い霜降り肉は,温暖な気候と豊富な牧草が育てた逸品です。

鹿児島県では,肉用牛に関係するすべての機関・団体で構成する鹿児島県肉用牛振興協議会を設立し,鹿児島県の肉用牛振興に取り組んでいます。

写真(黒毛和牛の放牧)

かごしま黒豚

鹿児島県の養豚の歴史は非常に古く,約400年前に島津家久が琉球から移入したと言われ,その後鹿児島の風土と密着して長年にわたり県内で広く飼育されてきました。
長い歴史の中で数々の改良を重ねてきた黒豚ですが,その中でも,鹿児島県黒豚生産者協議会会員が生産し,かごしまブランドに指定された黒豚のみが「かごしま黒豚」を名乗ることができます。かごしま黒豚は,黒豚の特徴である黒色の体毛を持ち,4本の足・鼻・尾の先の6箇所に白毛(「六白」(ろっぱく))があります。また,他の豚肉に比べて脂肪融点(脂肪の溶ける温度)が高いため,べとつかずさっぱりしているのが特徴です。筋繊維が細く,うまみ成分を多く含むため,「歯切れがよい,柔らかい,うまみがある」と高い評価を得て,鹿児島県の誇るおいしい豚肉として全国に知られています。

写真(かごしま黒豚)

地鶏(さつま若しゃも,さつま地鶏,黒さつま鶏)

鹿児島県には,県の畜産試験場において作出された「さつま若しゃも」,「さつま地鶏」,「黒さつま鶏」の3種類の地鶏があります。

これらは,鹿児島県で古くから愛されてきた「薩摩鶏」を種鶏に生み出されました。「薩摩鶏」は,日本三大地鶏のひとつで天然記念物でもあり,古くから観賞用・闘鶏用として鹿児島で飼育されてきた日本固有の鶏です。この由緒正しき薩摩鶏を種鶏に,より安全でより高品質な肉用鶏を目指し,鹿児島県独自の地鶏を生み出してきました。

鹿児島県では,生産者・流通業者・加工業者等で鹿児島県地鶏振興協議会を設立し,これら地鶏の振興を図っています。

写真(さつま若しゃも)写真(さつま地鶏)写真(黒さつま鶏)

 

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農政部畜産課

電話番号:099-286-3216

(担当:企画経営係)

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