更新日:2022年1月11日
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高齢者を在宅で介護する場合,どのようなことに気をつければよいでしょうか。
自宅での介護にあたっては,本人の療養に対する思いを大事にしながらも,特定の人のみに介護の負担がかからないよう配慮することが大切です。 介護される側だけでなく,介護する家族の負担を軽減するために,必要な介護保険サービスを利用しましょう。介護やサービス利用に関しての相談は,担当の介護支援専門員(ケアマネジャー)のほか,お住まいのまちの地域包括支援センター,介護保険担当課などが対応しています。療養にあたっての環境整備も大事です。居室は,明るくて洗面所やトイレとの距離が近く,家族や外とも交流しやすい部屋が望ましいでしょう。移動しやすいように介護保険制度を利用し手すりを設置したり,室内の温度差を減らすことやこまめな換気を行うなど,療養生活を快適に過ごせるように工夫しましょう。また,食事は誤嚥しないよう食事形態や食事姿勢に留意し,排せつ介助は自尊心を傷つけないような配慮をしましょう。
長く介護を続ける上では,介護者自身の健康にも気をつけながら,1人で悩みや負担を抱え込まずに家族や周囲に相談することが大切です。
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