島
獅子島
- 獅子島
面積17.0平方キロメートル・人口689人
獅子島は鹿児島県の最北端の島です。農業は,甘夏みかん,ばれいしょ栽培が主で,漁業はブリ,タイの養殖が盛んです。観光面は,雲仙天草国立公園に指定されており,同公園の周遊ルートの一環を担っています。
桂島
出水市に属し,出水市北西端蕨島の北方約2キロの八代海に位置する島です。最高点は54.6メートルで,島全体が急傾斜をなしており,平坦地がほとんどありません。
基幹産業は,島周辺の好漁場でのチリメンジャコ漁などの沿岸漁船漁業が中心となっています。本土との交通は,漁船が利用されており,定期船はありません。観光は,出水市本土に近いという地理的有利性と恵まれた自然環境を有しており,釣りや夏場の海水浴が楽しめます。

甑島列島
- 上甑島
面積44.1平方キロメートル・人口2,174人
- 中甑島
面積7.3平方キロメートル・人口224人
- 下甑島
面積66.1平方キロメートル・人口2,321人
甑島列島は,いちき串木野市の西方約40キロメートルにあります。産業はブリ,キビナゴ漁を中心とした水産業が中心です。観光面では,長目の浜や鹿島断崖,ナポレオン岩など景勝地が多く,優れた景観などが評価され,平成27年3月に国定公園に指定されました。
なお,上甑島と中甑島は,甑大明神橋と鹿の子大橋でつながっています。交通は,串木野港からフェリーと高速船が就航しています。

三島
- 竹島
面積4.2平方キロメートル・人口87人
- 硫黄島
面積11.7平方キロメートル・人口130人
- 黒島
面積15.4平方キロメートル・人口190人
産業面では,農業が中心で,畜産が盛んです。観光面では,ミシマカップヨットレースなど,島おこしイベントが盛んに行われています。また,竹島,硫黄島には,日本で最も新しい巨大噴火の痕跡が残されており,平成27年9月に村全域が日本ジオパークに認走されました。
硫黄島には野生のクジャクがみられるとともに,温泉,ジャンベスクール(西アフリカの伝統的打楽器を学べるアジア初の公認スクール),冒険ランド硫黄島(宿泊体験型交流施設)があります。黒島には有吉佐和子の文学碑があります。交通は,村営の定期船が就航しています。

十島
- 口之島
面積13.3平方キロメートル・人口159人
- 中之島
面積34.5平方キロメートル・人口171人
- 平島
面積2.1平方キロメートル・人口71人
- 諏訪之瀬島
面積27.7平方キロメートル・人口73人
- 悪石島
面積7.5平方キロメートル・人口79人
- 小宝島
面積1.0平方キロメートル・人口55人
- 宝島
面積7.1平方キロメートル・人口148人
産業面では,畜産が盛んです。また,早出しビワ,サンセベリア,しいたけ等の加工品,トビウオの干物,自然海塩が製造されています。
観光面では,トカラ馬や仮面神ボゼ祭り等がみられるとともに,海中温泉等があります。交通は,村営の定期船が就航しています。

種子島
- 種子島
面積445.1平方キロメートル・人口29,847人
「鉄砲伝来の地」であり,島の東南端には,大型ロケットの打上げ施設である「種子島宇宙センター」があります。産業は農業が中心で,日本一早いコシヒカリ,さとうきび,茶等の栽培が盛んです。また,トコブシ,イセエビ,ミズイカ等の新鮮な海幸が豊富です。
観光面では,世界の珍しい古式銃を展示している鉄砲館や,犬城(いんじょう)海岸,千座の岩屋,門倉岬等の景勝地があります。また,種子島鉄砲まつり等のイベントや,サーフィン等のマリンスポーツも盛んです。

屋久島・口永良部島
- 屋久島
面積504.9平方キロメートル・人口12,913人
- 口永良部島
面積35.8平方キロメートル・人口0人※調査時点(平成27年10月1日)は全島避難中だったため,人口0人。(現在は避難指示が解除され島民は帰島しています。)
屋久島は九州最高峰の宮之浦岳(標高1,936メートル)を始め,1,000メートル以上の高峰が連座し,別名「洋上アルプス」と呼ばれています。
亜熱帯から冷温帯に至る植生の垂直分布が見られ,特に樹齢数千年に及ぶ屋久杉をはじめとする,世界的にも貴重な自然が残っており,世界遺産条約に基づく自然遺産に登録されています。
産業は,自然景観を生かした観光と,生産量日本一を誇るぽんかん,たんかん,トビウオをはじめとした第一次産業が中心です。
口永良部島は,新岳が火山活動を続けており,自噴温泉があります。肉用牛の飼育が盛んです。

奄美大島
- 奄美大島
面積712.8平方キロメートル・人口59,828人
奄美群島の中で最大の島で,国の特別天然記念物のアマミノクロウサギ,県鳥のルリカケス,絶滅危惧種のリュウキュウアユ等,貴重な動植物が生息・生育しており,2021年7月に世界自然遺産に登録された。
農業は,さとうきびを基幹作物に野菜,切花,畜産との複合経営が行われ,また,たんかん,すもも等の果樹の栽培も行われています。水産業は,漁船漁業とともに,南部を中心にクルマエビ,タイ等の養殖業も盛んです。工業は,伝統ある大島紬や黒糖焼酎等が製造されています。
観光面では黒潮の森マングローブパーク,大浜海浜公園,奄美フォレストポリス等の自然を生かした施設や,恵まれた自然を探索するエコツアーなどの人気があります。伝統文化面では,特徴的な島唄,八月踊りなどが有名で,今もなお人々の生活に溶け込んで引き継がれています。

加計呂麻島,請島,与路島
- 加計呂麻島
面積77.4平方キロメートル・人口1,262人
- 請島
面積13.3平方キロメートル・人口82人
- 与路島
面積9.4平方キロメートル・人口84人
産業面では,農業が中心で,さとうきびを基幹作物に,にんにく等の野菜や畜産との複合経営が行われています。水産業では,大島海峡の静穏な海域を利用した真珠の養殖が行われています。観光面では,シーカヤックマラソン,伝統芸能の諸鈍シバヤ,安脚場戦跡公園などがあります。

喜界島
- 喜界島
面積56.9平方キロメートル・人口7,212人
産業面では農業が中心で,さとうきびを基幹作物に,野菜,畜産等との複合経営が行われています。観光面では,百之台公園,中西公園等の景勝地が多く,空港臨海公園等の観光基盤整備が進んでいます。

徳之島
- 徳之島
面積247.9平方キロメートル・人口23,497人
産業面では,農業が中心で,さとうきびを基幹作物に,ばれいしょ,石川さといも等の野菜や,肉用牛との複合経営が行われています。観光面では,金見崎,犬田布岬,犬の門蓋(いんのじょうぶた)等の景勝地も多く,また闘牛大会やトライアスロン大会等情熱的な催しがあります。また,奄美大島と同様に国の特別天然記念物のアマミノクロウサギ等の貴重な動植物が生息・生育しており,2021年7月に世界自然遺産に登録された。

沖永良部島
- 沖永良部島
面積93.7平方キロメートル・人口12,996人
畜産が盛んで,群島一の農業の島です。平均気温22度の暖かい風土により,四季を通じ熱帯や亜熱帯の花々が咲き乱れ,東洋一の昇竜洞ほか200~300の大鍾乳洞群を有することから「花と鍾乳洞の島」の代名詞を持っています。

与論島
- 与論島
面積20.5平方キロメートル・人口5,186人
サンゴ礁のリーフに囲まれた美しい島で,産業面では農業が中心で,さとうきびを基幹作物に,野菜,花,畜産等の複合経営が行われています。年中咲き乱れる熱帯の花々,エメラルドグリーンの海など,バラエティーに富んだ観光資源を有しており,全国から「東洋の海に浮かび輝く一個の真珠」と絶賛されています。
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