更新日:2019年6月6日
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日時:令和元年5月30日(木曜日)午前11時00分~午後0時36分
場所:記者会見室(県庁5階)
(幹事社)
本日もよろしくお願いいたします。
では,本日は,知事から発表事項があるということですので,知事,よろしくお願いします。
(知事)
まずは,屋久島町の大雨災害についての,推移も含めて発表させていただきます。
5月18日から20日の屋久島町での大雨の対応についてであります。
今回の大雨によりまして,被災された皆様へ,心からお見舞いを申し上げます。
屋久島本島では,この記録的な大雨により,土砂崩れが発生いたしまして,登山客等314人が孤立いたしました。
県では,直ちに災害対策本部を設置し,災害対策本部長である私をトップとして,速やかに県警,自衛隊,気象台,海上保安庁など関係機関を集めました。被害状況の把握,孤立者の救助など応急対策について協議しました。
そして,登山客等の救助につきまして,夜間は危険なために,19日の夜明けを待って,迅速に救助活動を開始できるよう,県消防・防災ヘリのほか,他県のヘリ,海上保安庁及び自衛隊ヘリの飛行を調整しております。
そして一方で,大雨警報が発表される悪天候であったので,ヘリによる救助活動ができない場合に陸上からの救助活動を早朝から始められるように,人員を屋久島に送る必要がありました。
そのために,調整の結果,海上保安庁が船を出すことになりました。その海上保安庁の巡視船で,夜中のうちに県警の機動隊を派遣することができました。
19日の朝,機動隊が宮之浦港に到着すると直ちに,地元消防,地元警察と合同の救助チームにより捜索が開始され,孤立者の状況を把握し,速やかに下山させることが必要であるとの判断に至りました。
しかし,依然として悪天候の中で,300名を超える孤立者の救助には,航空自衛隊C-1輸送機で搬送された,陸上自衛隊第12普通科連隊の協力,19日夕方までに,孤立した314人全員を無事救助することができました。迅速・的確に対応できたものと思っております。
悪天候の中,夜を徹した屋久島町はじめ地元からの情報収集,関係機関との調整,各機関との緊密な連携による実動部隊の迅速な輸送が背景にあって,現場における的確な状況判断と指揮が行われました。
県警,消防,自衛隊,海上保安庁などの皆様には,心から感謝を申し上げる次第であります。
20日に屋久島本島,21日には口永良部島の被災状況を視察してまいりました。
県道屋久島公園安房線の荒川三叉路(さんさろ)付近において,道路の複数箇所が土砂でふさがれている状況を現場で確認し,世界自然遺産・屋久島の道路を,一日も早く,以前のように利用できるよう,スピード感を持って対応するように指示したところであります。
これまで,現場では,土の除去,大型土のうによる路肩の補強などの作業を終え,本日には,残る安全対策の作業を完了できる見込みであることから,明日,31日午前5時には通行止めを解除する予定であります。
このように早期復旧が図れたのも,休日返上で懸命に作業に取り組んでいただいた地元建設業者の皆様,関係機関の皆様のご尽力のおかげでありまして,この場を借りて深く御礼申し上げます。
引き続き,世界自然遺産の島・屋久島へ,観光客の皆さんが,安心して訪れることができるように,地元と一体となりまして,環境整備に取り組んでまいります。
また,口永良部島では,断水,土砂災害の被害が発生したことを現場で確認しました。海上保安庁の巡視船で水を運んでいただいたほか,派遣要請を行った自衛隊の皆様のご尽力のおかげで,5月24日までには復旧を完了いたしました。
これから秋口にかけて集中豪雨などによる災害が発生しやすい時期になってまいります。自然災害は,いつ,どこで起こるか分かりません。
県といたしましては,今後とも,市町村,関係機関と密接な連携を図りながら,県民の安心・安全のために防災対策に全力を傾注してまいりたいと思っております。
(知事)
次に,指宿有料道路の料金改定について発表いたします。
Ⅱ期区間であります谷山インターから頴娃インター間の料金につきましては,観光や物流などより多くの方々に利用していただけるように,現在,大型車は2,270円,普通車は630円となっておりますけれども,10月から,バス,トラックを含めて大型車を含めまして,全車種・全区間一律上限ワンコインの100円とすることといたします。
指宿有料道路の料金改定につきましては,県議会の議決を経る必要がありますことから,来る第2回県議会定例会にて,この料金改定に係る同意議案を上程いたします。
利用者が低迷しているⅡ期につきましては,地域の活性化や産業,観光振興につなげるための利用促進策として,料金の引下げを検討してきたところであります。
これまで,車種や通行区間ごとに設定していた料金を,全車種・全区間一律上限ワンコインの100円に大幅に引き下げることで,普通車の利用促進につながるほか,バスや大型トラックを含め100円となることから,観光や物流への効果も期待されると思います。
一律料金にするとともに回数券の廃止など料金徴収作業の単純化・機械化などを図ることによりまして,料金徴収経費を縮減し,これまでと同程度の収支とする計画としております。
Ⅱ期の大幅な料金引下げによりまして,Ⅱ期はもとより,Ⅲ期の利用促進にもつながるものと考えておりまして,地域の活性化や産業・観光振興が一層図られるものと期待しております。
(知事)
次に,屋久島空港及び徳之島空港の運用時間の延長についてであります。
屋久島空港及び徳之島空港の運用時間を1時間延長することになりました。
屋久島空港においては,航空会社の就航機材更新に伴うダイヤの改訂によりまして,現行の運用時間のままでは,減便が避けられない見込でありました。
徳之島空港においては,昨年7月の奄美群島アイランドホッピング路線の開設に伴い,午前1便・午後1便で運航されていた奄美便が午後2便になったために,奄美大島への日帰りができない状況となっておりました。
このため,徳之島で開催した車座対話において,改善を求める声が上がるなど,地元からの要望があったことなどから,本県から国土交通省に対し要望を行っていました。5月23日に国土交通省から決定通知がありました。
これによりまして,今年の冬ダイヤ以降,屋久島空港において,減便を避けることができ,徳之島空港においては,午前中の奄美便が運航されることにより,奄美大島への日帰りでの出張や通院ができるようになります。
県といたしましては,これを受けまして,両空港の運用時間を延長するための条例改正案を第2回定例会に上程したいと考えております。
(知事)
次に,来月1日から,新たに大阪事務所名古屋市駐在を設置いたします。
場所は,愛知鹿児島県人会の事務所内で,職員1名を常駐させます。
近年,中部地区は,観光客等の延べ宿泊客数が,関東・関西圏より高い増加率となっているほか,県産農産物の販売面においても,本県にとって重要な地域となっております。
今後,2020年には,奄美の世界自然遺産登録が見込まれ,また,国民体育大会,全国障害者スポーツ大会が開催されるなど,鹿児島を全国にPRする絶好の機会であります。
このような中で,名古屋市駐在を設置することで,中部地区における,さらなる観光誘客の拡大,県産品の販売促進,ふるさと納税の積極的な掘り起こし,企業誘致等の取組等に努めてまいりたいと考えております。
(知事)
そして,最後でありますけれども,新しい漁業調査船の名称の募集についてであります。
県では,本県周辺海域における水産資源の適切な管理及び持続的な利用を図っていくため,県水産技術開発センターに漁業調査船を配備し,海洋観測調査,漁場調査などの業務を行っております。
現在,漁業調査船くろしおは,平成8年に建造され,23年が経過いたしましたことから,現在,これに代わる新しい調査船を建造しているところであります。
新しい調査船は,省エネ型で,最新鋭の調査機器を装備するほか,今後,女性の乗組員が乗船し,業務に従事できるように,居室を個室化し,女性専用のシャワールーム,トイレなども整備することとしております。
この新しい調査船につきまして,県民のみなさまに長く親しまれるように,また,水産業を志す若者をはじめ,多くの方々に興味・関心を持っていただけるよう,今回,名称を募集することといたしました。
募集期間は,明日から6月30日まで,応募方法など,詳しくは県のホームページに掲載いたしますので,ぜひ,多くの方々にご応募いただきたいと思っております。
なお,今後のスケジュールにつきましては,11月に名称を決定し,来年3月の竣工式典・一般公開を経まして,来年度から就航することとしております。
今後とも本県漁業者の期待に応え,水産業の振興に貢献できるように全力で取り組んでまいります。
【記者配布資料】(PDF:131KB)
私からは以上でございます。
(幹事社)
ありがとうございます。
それでは,発表事項に関して,質問のある社はお願いいたします。
(記者)
指宿有料道路の料金改定について質問します。
谷山~頴娃間は,現在午後10時から午前7時まで無料となっていると思うんですけれども,ここは,料金はどうなるのでしょうか。
(知事)
そのまま引き継ぎます。
(記者)
今の状態をですね。わかりました。ありがとうございます。
(幹事社)
ほかはありますでしょうか。
じゃあ,私から,よろしいでしょうか。
指宿有料道路の料金改定の件なんですが,ワンコイン100円というこの値段設定は,どういった意味といいますか,どういった思いがおありでしょうか。
(知事)
これはですね,先の県議会でもですね,ワンコインにしたいということはすでに表明しておりましてですね,やはりそのワンコインであれば,今回,機械化することになりますけれども,一つは利用者が使いやすいということがありますよね。もう一つは,大型車もですね,これまで2,270円,そして,普通車も630円ですかね,したものが100円というワンコインで使えるということになればですね,ある意味,すごいインパクトもありますし,利用しやすくなりますし,そして,大型トラック,観光バスもそうですけれども,これまでは料金が高かったことによって,敬遠していて(国道)226(号)とか走っていた車もあるはずだと思うんですよね。それが,(指宿)スカイラインを使うことによりまして,非常に観光面でもプラスになっていくと思いますので,やっぱり100円という効果は非常に私は出てくるのではないのかなと,そういうふうに思っております。
(幹事社)
ありがとうございます。
ほかに何かありますでしょうか。
(記者)
(指宿有料)道路の建設の償還というのは終わっているのでしょうか。
(知事)
いや,まだです。
(記者)
償還の見通しというのは。
(知事)
今ですね,Ⅲ期区間の料金の収入が好調であるわけでありますけれども,Ⅱ期区間につきましてはですね,法面対策とか,そこを今集中的に行っているわけですね。その法面対策の財源については,全体の有料道路事業によって法面対策を今やっている状況であります。
(記者)
特に100円にすることでその償還に影響というのは。
(知事)
だから,先ほど申し上げたとおりですね,100円にすると同時にですね,今までは(料金を)徴収する人がいたわけですけれども,それを機械化にするとか,ワンコインになるわけですから,機械化にできるところはですね,今までは区間によって料金が違ったわけですよね。だから,それも全車種一律にしますので,機械化もできる,効率化を図ると同時にですね,ワンコインにすることによって,今後はですね,観光バスの利用とか大型トラックの物流の面とかですね,そして,乗用車の方もですね,100円であれば,ということで利用が促進されるのではないのかなと,その効果も期待しておりますので,(料金収入は)今までと変わらないというふうに我々は試算しているところであります。
それと同時に,Ⅱ期区間が増えればですね,Ⅲ期区間の料金収入増にもつながっていくんじゃないかなと,そういうふうに思っております。
(幹事社)
ほかにありますでしょうか。
(記者)
今回,この料金を一律にすることで,これまでの利用台数がどのぐらい増えるかっていう見込みみたいなものを立てたりしていますか。
(知事)
そこは担当課の方に詳しくは聞いていただければと思います。
(幹事社)
ほかに何かありますでしょうか。
すみません,もう一点よろしいですか。
指宿有料道路なんですが,無料化をマニフェストに掲げられていたかと思います。今後,無料化のマニフェストに関しましてはどういうような進め具合でいかれるのでしょうか。
(知事)
今,私は住民税非課税世帯の乳幼児医療費(給付制度)もそうですけれども,一歩一歩,財源の非常に厳しい中で一歩一歩進めておりますけれども,先ほど,財源の問題の質問も出ましたけれども,今,Ⅱ期区間のですね,法面対策,これはもう喫緊の課題で,安全対策をやらないといけないわけですから,そのための財源をですね,有料道路事業で今行っているわけでありますので,その有料道路事業で行っている法面対策とかそういった対策が終わり次第,無料化へ向けて対応していきたいなと,そういうふうに思っております。
これは以前から言っていることであります。
(幹事社)
ありがとうございます。
ほかに何かありますでしょうか。
ないようですので,続きまして,県政一般についての質問に移ります。
まず最初に川内原発関連以外の質問とし,その後に川内原発関連の質問とさせていただきたいと思います。
(記者)
三島村の焼酎のお披露目会のドタキャンの件を含めまして,知事の政治姿勢など,多岐にわたり質問をいたします。明確なご答弁をお願いしたいと思います。
まず,マニフェストで上意下達の政策決定から,県民の声が生かされる開かれた政策決定を目指すと掲げておられます。これはいわゆるガラス張りの政治を目指して,意味していると思っているんですが,そういう捉え方でよろしいでしょうか。
(知事)
ちょっと質問の意味がわからないので,もうちょっと詳しく聞かせてもらえますか。
(記者)
いわゆる,開かれた県政ということで,言葉の使い方としてガラス張りの政治という言葉をよく使うと思うんですけれども,知事はそういう政治を目指しているというということではないのでしょうか。
(知事)
私は,県民が主役の政治ということをずっと言っておりまして,県民の県民による県民のための政治ということもありまして,車座(対話)をはじめですね,県民と歩む政治というのを掲げてこれまで取り組んでまいりました。
(記者)
いわゆる情報公開,いろんな県の施策をですね,県でやっていることをつまびらかにすると,そういうことに関しては,どうお思いですか。
(知事)
それは担当部署の方で適切に対応していると思います。
(記者)
わかりました。そして,知事にお聞きするのは失礼かと思うのですが,報道機関の役割とはどういうものだとお感じになってますか。
(知事)
報道機関の役割は,私,前はマスコミにおりましたので,国民に対してそのときに起こっている真実をお伝えすることじゃないでしょうかね。
(記者)
ですよね。そういう意味で私も報道機関の一員として知事にそういうことでお聞きしているということをまずお伝えして質問します。
4月25日にあった三島村の焼酎のお披露目会を2日前に欠席すると連絡しておりますね。所用で欠席するとあったとお聞きしているのですが,当日のスケジュールを拝見しますと,そのお披露目会があった時間帯に公務はちょっと見当たらないのですが,何だったのでしょうか。
(知事)
私には日々公務が入っております。それは朝から晩までですよ,すごい日程ですよ。その日のその時間も知事室で会議等ですね,公務をずっと続けていたんですよ。私は,発表以外でもたくさん公務が入ってるわけです,実は。会議も入りますし,緊急レクも入りますし,さまざまな公務がいっぱいたくさん入っております。その日もずっと入っていましたよ。
(記者)
しかし,対外的な公務をですね,出席すると連絡しているやつを断ってまでする内部の業務というのはあるのでしょうか。
(知事)
それは緊急レクもありますし,会議もありますし,さまざまなことがありますよね。
(記者)
そうですか。そして,翌日には,出席すると連絡していた職員8人の方が急きょ来られなくなりましたと連絡しています。知事はこのことはご存じでしたか。
(知事)
それは担当部署に聞いてください。私は,よく存じません。
(記者)
今,私が質問して初めて知ったという理解でよろしいでしょうか。
(知事)
それは,報道等で流れておりますから。
(記者)
じゃあ,報道で初めて知ったという理解でいいですか。
(知事)
そうですね,私はだってそれは存じ上げませんから。実際問題として。
(記者)
それでは私が説明しますけども,職員8人の方は,急きょ来られなくなりましたとだけ連絡しているんです。そういう姿勢についてどう思われますか。
(知事)
それは,私に言われても,今のところ,お答えのしようがありません。
(記者)
適切だったとお思いですか。
(知事)
それも状況が分からないので,お答えのしようがありません。
(記者)
報道が出てからもう4日ぐらい経ってますが,その事実を確認しようとは思われなかったんでしょうか。
(知事)
担当部署の方で対応してるんじゃないでしょうか。
(記者)
わかりました。担当部署に私は質問いたしました。そしたら「お答えできません」という回答でした。ですので,知事に質問状を出させていただきました。知事に質問状が届いておりますでしょうか。
(知事)
私はまだ見ておりません。
(記者)
その質問状を届けない職員の行為に対してどう思いでしょうか。
(知事)
まずは,担当部署の方で対応したいということで対応したんじゃないでしょうか。
(記者)
お答えできないと言われて,それは対応でしょうか。
(知事)
それは担当部署の方に聞いてください。担当部署の方で対応してると思います。
(記者)
知事,記者されたので,あまたの官僚,公務員の方を取材されてきたと思いますが。
(知事)
主に政治家ですね。
(記者)
政治家ですか。官僚の方とお話したことないでしょうか,取材したことは。
(知事)
それはありますけど,私は主に政治家を担当していましたので。
(記者)
それで,取材されたときに,「お答えできません」と公務員の方に言われて,それはしょうがないなで終わるんでしょうか。
(知事)
それは,すべてではありませんけれども,公務員の方々がですね,お聞きして,私の経験から言えばですよ,普通にすべてお答えする人,あんまりいないんじゃないでしょうか。だって,官僚の方々に対して私は取材したことはよくありませんけれども,そこはよくわかりません。その人それぞれなんではないですか。
(記者)
それで開かれた県政と言えるんでしょうか。
(知事)
だからそれは,担当部署に聞いてください。
(記者)
担当部署がお答えにならないので知事に聞きたかったんですが,知事から今,指示していただきますか。ちゃんと答えてくださいと。
(知事)
担当部署の方で対応してると思います。
(記者)
8人の方にですね,かごしまPR課の職員が,明日のお披露目会は欠席してくださいと,出ないでくださいという連絡をしてます。そういう連絡をする職員の行為についてどう思いますか。
(知事)
それはよく詳細わからないのでお答えなかなかできかねますね。だってね,お答えのしようがありませんよね。
(記者)
報道が出た後に,確認しようとは思わないんですか。
(知事)
それは,もう担当部署の方で対応してるでしょう。
(記者)
じゃあ,知事は大した問題じゃないとお思いですか。
(知事)
大した問題,大した問題じゃないっていうことよりもですね,担当部署の方でそのような形の中でですね,対応したんじゃないかなとそういうふうに思います。
(記者)
その,「お答えできない」は,適切ですか。
(知事)
だって詳細がわからないのでお答えのしようがありません。
(記者)
じゃあ,三島村は置いておきまして,同じようなことが1月25日に起こっています。鹿児島県の工業倶楽部の新年大会,これ知事も直前にキャンセルされてますが。
(知事)
午前中ですかね。聞いたところによると。
(記者)
職員の方も,講演会は出てましたけれども,次の懇親会を欠席しています。
8人か9人。それはご存知ですか。
(知事)
それも担当部署に聞いてください。担当部署の方で対応したいと思いますんで。
(記者)
担当部署に,担当監にお聞きしました。よく知事は担当に聞いてくれとおっしゃいますよね。その時の担当,1月25日の担当監にお聞きしたら,前の職場のことですのでお答えできませんと言います。そうすると,担当って,どういう意味になるんでしょうか。
(知事)
それだったら,今の職場の方にお聞きしていただければと思います。
(記者)
そう言われますよね。今の職場の方に聞きました。お答えできませんと答えます。何人申し込んでいたんですか。なんで欠席したんですか。お金はどこで支払われたんですか。会費7千円です。
(知事)
6千円でしょ。
(記者)
7千円です。
知ってるじゃないですか。
(知事)
だってほら,会費でしょ。
(記者)
会費です。
(知事)
会費が発生したってことでしょ。
(記者)
会費7千円,会費7千円ですよ。
(知事)報道でもあるんじゃないですか,だって。
(記者)
え。そこの報道はなかったと思いますけどね。
(知事)
会費が必要だったって報道があったでしょ。
(記者)
会費はあったかもしれませんけれども7千円という報道はなかったと思いますが。
(知事)
だから会費が必要だったかどうかってことでしょ。
(記者)
だから,その会費の7千円は自腹ですか,県費ですかってお聞きしたんです。
私はこの三つの質問しかしてません。この三つの質問に対して,担当監はお答えできませんと答えます。お答えできない理由は何ですかとお聞きしてもお答えできませんと言います。こういう職員の姿勢をどう思われますか。
(知事)
会費については,詳細について,今,規程があるわけですから,規程でどうなってるのかと,その時にどういう対応したのかちょっと確認します。確認してお伝えします。
(記者)
これはですね,職務上必要な懇親会研修会費として,負担金として上がってるはずです。毎年のことですから。それをですね,理由も告げずにキャンセルしたと。8人,9人ということですよ。知事の分も含めて払ってもらったと私は聞いてますが,6万円,7万円ぐらいをですね,ドブに捨てたようなものじゃないですか。これは県民への背信行為だと私は思いますが,いかがでしょうか。
(知事)
だからですね,本当にそうなのかどうかをまず確認しなきゃいけないでしょ。いくら払って,もし払ったとすればですよ。払ったかどうかまで確認します。確認して,じゃあ,それで結局どう対応したのかについても私として確認します,それは。
(記者)
そう確認してほしいということについて,私は5月23日付けで知事に質問状を出しています。広報課を通じて産業立地課に出しています。その質問状が知事にまだ届いていないということですね。その質問状も。
(知事)
担当部の方で対応していると思います。はい。
(記者)
その担当部から,先ほどのかごしまPR課もですが,今,検討中ですとか,お答えできませんとかの何の反応もありません。そういう職員の姿勢に対してどう思われますか。
(知事)
そこもまだ,私,詳細にまだ分からないわけですから,今,言われてもですね。お答えのしようがありませんよね。
(記者)
そしたら今すぐ調べられるのではないでしょうか。後半で構いませんので回答してください。もう知事の記者会見というのはないですから。
しかも私は,知事に,先日の月曜日に庁内で会ったときに,この三島村の件についてお答えくださいと直接尋ねましたけれども,何の返答もございませんでしたので,もうここでしっかりやっぱりつまびらかにしていただかないと,いつになるか分かりませんので。実際ですね,もし県民の税金がそういう使われ方をしていたのであれば,どうしてそういうことになったかという原因究明をするためにですね,第三者委員会を設置していただいて,しっかりと調査して公表するぐらいのお気持ちないですか。
(知事)
だから要するに,確認します。
(記者)
いま確認できます。すぐの話です。だって私,一週間前に聞いているわけですから。担当が調べているはずですから。
(知事)
私,今日聞いたので確認します。実際にですね。仮にですよ,私自身も,要するに県庁にいて仕事してたわけですから。知事室でずっと仕事をしていて,要するに参加できない,懇親会に参加できなくなったわけですよ,実際問題として。ですよね。
(記者)
違います。知事はその時間帯に経営者協会の新年大会に出ていらっしゃいます。
(知事)
違いますよ。
(記者)
一番最初からいらっしゃったと確認してます。同じホテルの工業倶楽部の新年大会になぜ出られないんですか。
(知事)
それは担当課に確認してください。ちゃんと理由がありますから。
(記者)
担当課に聞いてくださいとおっしゃっても答えないんですよ,だって。どうすればいいですか,我々は。さっき知事おっしゃいましたよね,メディアは真実を伝えるためにあると。私も真実を伝えようと思って聞いているのに答えてくれない。それをどうすればいいですかね。だから知事に直接聞きたい。だからこういう場で今聞いてるわけです。
(知事)
だから確認しますから。要するに,工業倶楽部の方ですよね。工業倶楽部の方で,参加費がどうだったかということですよね,言っているのはね。だからですね,確認します。確認して,知事室で私自身は会議含めて仕事をしていて,工業倶楽部の方には出られなかったわけでありますけれども。
(記者)
嘘ついちゃいけない。
(知事)
本当ですよ。
(記者)
その日は経営者協会の新年大会,同じ時間帯の午後6時ということで公式行事に二つ載ってるんですよ。城山ホテルで。これを,あ,何かなと思いますよね。当然二つ出られるから同じホテルではしごできるなということで多分入れたってらっしゃったと思うんですよ。経営者協会の方には,一番最初からいましたよと。確認してます。
(知事)
だから,二つ出られなくなったから経営者協会に行ったわけでしょ。
(記者)
じゃ,なぜ同じ時間帯にブッキングされてるんですか。
(知事)
だから,それが難しいから。頭あいさつをして経営者協会に行こうと思ったわけでしょ。ね。頭あいさつだけして経営者協会に行こうと思ったけど時間がなくなったので経営者協会に行ったってことでしょ。
(記者)
ちょっと待ってください。経営者協会,一番最初,午後6時からいらっしゃってたんですよね。工業倶楽部も午後6時からですよね。
(知事)
その状況,私もよくわかりません,当時の状況は。いずれにしろですよ,確認して,参加費が発生したということであれば,知事室で仕事をして遅れたとしてもですよ,仮にそうしたりしてもですよ,私は政治家ですから。そうすると,いわゆるご理解が得られないと思いますので,確認して公費で払ってるということであれば,私の参加費に関しては自主的に返納したいと思います。
(記者)
職員はどうされますか。
(知事)
それは職員はですね,詳細についてまだ私もわからないわけですけれども,ただ職務の都合により,そのやむを得ず欠席したということであれば,私からは返納を求める考えは今のところありません。
(記者)
午後6時前までの講演会には出てるんですよ。しかも負担金で上がってるということは懇親会まで出ることが公務のはずです。その公務をほっぽり出したと言われても仕方がないんじゃないでしょうかね。
(知事)
やっぱり正式な式典と懇親会とは違うんじゃないですか。
(記者)
であるからこそ,公務だと認められるからこそ負担金として上がってるわけですよ。
(知事)
よくありますよね。どっちかを優先してどっちかを出るということはよくありますよ。それはありますよ。
(記者)
職員8人,9人が全員出れなくなるっていうそういう摩訶不思議なことを理解してくれと言われてもなかなか難しいんじゃないでしょうか
(知事)
それは人数につきましてもですよ,参加費がどうだったかも含めてですよ,そこは確認しないとお答えをしようがありませんね。
(記者)
そういうことで私はその工業倶楽部の件で。
(知事)
私のことについては,お答えできますけど。
(記者)
産業立地課にお答えしてくださいって,答えられないということだったんですよね。同じようなことを県民の方が質問したらしいんですよ。そうすると,産業立地課の職員は,今,担当がいませんと。わかりませんで終わってしまって,こちらからお電話差し上げましょうかという一言もなかったらしいんですが,そういう姿勢に対してはどう思われますか。
(知事)
それ,私も聞いておりませんので,詳細は分からないので。
(記者)
聞いてる,聞いてないじゃなくて,そういう職員の姿勢に対してどう思うかと私はお聞きしてるんです。
(知事)
それは私に聞かれましてもその時の状況を含めてよくわからないのでお答えのしようがありません。
(記者)
一般的な話じゃないでしょうか。県民がこの工業倶楽部の税金の使い方についてお聞きしたいとお電話してきたのに,じゃあちょっと,説明私はできません,担当がおりませんので担当の方からご連絡さして説明させていただきますというお気持ちが,職員の中にはないのかなと私は思うんですが,知事は別にそれは構いませんかね。それはしょうがない。
(知事)
それは私自身が知らない話じゃないですか。
(記者)
知らない話じゃなくて,知らないけれどもこういうことがあったんですよと,知事はどう思われますかと私は聞いているんですよ。
(知事)あったかどうかも含めて私自身は知らないわけでしょ。知らないのにお答えのしようがないじゃないですか。ご理解くださいよ。
(記者)
わかりました。
(知事)
決めつけてね,どんどん質問されてもですね,私自身知らないわけですから。
(記者)
とにかくこの会見があと1時間ぐらいあると思うので,この1時間の間にその工業倶楽部の会費の件だけでもはっきりさせてください。
(知事)
それはできるかどうか。
(記者)
いや,できるかどうかって,私は23日には質問状を出してるんです。知事に対して。産業立地課に確認に行ってるんです。
(知事)
だからですね,ここはですね,本当はみんなの会見場ですから。
(記者)
ですよ。ですからこそ,申し訳ないなと思うんですが,しっかりやっぱり真実を伝えるのがマスメディアの役割だとおっしゃってるわけですから,知事も理解してくださいよ。
(知事)
ちょっと冷静になってくださいよ。
(記者)
冷静ですよ。
(知事)
記者会見場なのでですね,やっぱり,冷静に対応してくださいね。
(記者)
冷静ですよ。
(知事)
だから言ってますよね,確認してお伝えしますと言ってるわけですよ。私が約束しているわけですから。だからいいじゃないですかそれで。だってお伝えしないって言ったら。
(記者)
わかりました。そうして,もし県費だったと確認できた場合に,なぜそういうことが起こったかということをちゃんと調査していただけますか。
(知事)
だから要するに今のところ,言ってますでしょ,私自身は知事室にいて,そして,そういう状況の中で,来れませんということも,もうお伝えしてるわけじゃないですか。
(記者)
だから,知事がキャンセルした話じゃなくて,職員が出なかったということに関してです。
(知事)
だからそれは,担当部の方で対応してるんじゃないですか。
(記者)
だから,そこの部分も含めてお答えいただけると思っていいですか。
(知事)
担当部の方で対応してるっていうことだと思います。
(記者)
そして,もう一回,三島村の件に戻りますけれども,明日出るなと,誰が言ったのかということもちゃんと調べていただけますか。
(知事)
それもだから担当部の方で今やってるんじゃないですか。
(記者)
しっかりお答えください。真実を伝えるのが,報道機関の役割だって知事もおっしゃったじゃないですか。私は真実を伝えたいんですよ。誰が指示したのかということを伝えたいんです。
(知事)
だから,今,担当部でやっているんじゃないでしょうか。
(記者)
お答えしていただけると理解してよろしいでしょうか。
今ちょうど次長がいらっしゃいますんで,次長多分ご存知なんじゃないかなと思うんですけど,次長にお答えしていただいたらまずいですか。
(知事)
それは,あとでやってくださいよ。
(記者)
確約していただけますか。ちゃんと誰が指示したかっていうのを答えると。
(知事)だからそれは私はわかりませんって言ってるんですよ。
(記者)
ちゃんと担当部署に調べて回答しろと,今,おっしゃってください。
(知事)
いや,だからそれは担当部の方で対応していただいてると思いますと言ってるじゃないですか。
(記者)
対応しないからこういうことになってるんじゃないですか。
(知事)
だって担当部の方で対応してると思いますよ。
(記者)
対応してないと言ってるじゃないですか,僕は,今。対応しているとお思いですか。お答えできないという答えが。
(知事)
だから,担当部の方で対応してるでしょ。
(記者)
だからそれは対応ですか。
(知事)
はい。
(記者)
えっ。
(知事)
担当部の方で今。
(記者)
じゃあ,今,知事は,職員はお答えできないという対応しても問題ないという趣旨のことを言ったと私は理解していいですか。
(知事)
だから,今日何回も言ってますけれども,詳細について私は知らないわけです,今。
(記者)
だから,知事が今指示してくださいと私は言ってるんです。
(知事)
だから,私は,今もう担当部の方で対応してるというふうに思っているということをお伝えしているんです。
(記者)
それだけ聞くと,おそらく教えてくださいって言っても,また説明してくださいと言っても,お答えできませんっていう可能性があると私は思うんですよ。なので,知事が今ちゃんと,今,いらっしゃるわけですから,ちゃんと調べて回答してねと言っていただければ,それだけで済むじゃないですか。
(知事)
だから,まずはその参加費も含めて,そこのあたりについて確認してみたいというふうに思います。
(記者)
三島村の,職員8人がドタキャンしたことについての知事の受け止め,適切だったのか,これは問題があったのかというところも確か答えがなかったと思うんですけど,どう思われますか。
(知事)
だから,そこの詳細については,私,把握してませんのでお答えのしようがないです。
(記者)
わかりました。
(記者)
じゃあ,質問を変えます。
先日,知事の政治資金規正法違反の件で,刑事告発されたということが記事になったかと思うんですが,これはもちろん報道で承知されておられるんでしょうか。
(知事)
報道で承知しております。
(記者)
それについて,知事としてはどんなお気持ちなんでしょうか。
(知事)
報道で承知しておりますけれども,報道の内容につきましては,私は本当に知りませんし,関与しておりませんので,会計責任者の方にお聞きしていただければと思います。
(記者)
知事,先ほど,ほとんど政治家を取材してきたとおっしゃってました。で,政治家の不祥事というのも,数々取材されてきたと思います。その中で,政治家の皆さん,よく言われるのが,秘書が,秘書が,事務所が,事務所が,と,そういう,責任をなすりつけるような発言が,釈明によく使われていたと思います。今,私は,知事もそうやって使われるのかなと思ってしまったのですが,当時,知事はどうでした。そういう,政治家が,秘書が,秘書が,事務所が,事務所がという発言をされることを聞いて,どうお思いになったのでしょうか。
(知事)
それとこれとは関係ないんじゃないですか。
(記者)
ご自分が政治家になられて,そういう問題が出てきたときにも,やはり事務所の問題だから自分では答えられないなと,今,実感されているということですか。
(知事)
先ほど私が答弁したとおりでありまして,私は全く知りませんし,関与もしておりませんので,会計責任者の方にお聞きくださいということであります。
(記者)
鹿児島地検の方からは,まだ知事に事情聴取したいというような連絡はないのでしょうか。
(知事)
ありません。
(記者)
わかりました。最後です,とりあえず。
去年11月の会見でお聞きした情報公開制度の件なんですが,47都道府県の中で鹿児島県と千葉県だけが開示するかしないかを決定する期間が30日とお伝えしたと思います。千葉県は「ほかの県と同じように15日にしよう」ということで作業を始めているとお聞きしています。
鹿児島県は,今のところ考えていないと,それこそ担当課に言われたんですけれども,知事は昨年の11月からで,担当課に調べさせてという話もされていたと思いますが,何か進捗はありますでしょうか。
(知事)
千葉県の状況等についてですね,情報収集を行うとともに現在担当部署において検討しているというところであります。
(記者)
検討だけですか。
(知事)
現在は検討しているというところです。
(記者)
短くしようというお気持ちがちょっとはあると理解してよろしいでしょうか。
(知事)
先ほど答えたとおりで,千葉県の状況等について情報収集を行うとともに,現在担当部署において検討しているところであります。
(記者)
わかりました。失礼しました。
(記者)
関連なんですけれども,4月25日のお披露目会の欠席ですけれども,日々公務があって,その時間帯も会議をずっと続けていたとおっしゃいましたが,何の会議をされていたのでしょうか。
(知事)
それはさまざまな会議であります。
(記者)
公務ですよね。
(知事)
当然,公務です。
(記者)
県庁内。
(知事)
県庁内,知事室でやっておりましたので。
(記者)
それは2日前からこの日はずっと知事室で会議があるという予定が急に入ったということですか。
(知事)
それは担当課の方で調整していますので,日程は全部。
(記者)
何の会議だったんですか。
(知事)
それも担当課に聞いてください。
(記者)
公務は答えていいんじゃないでしょうか。
(知事)
いろんな会議がありますから。緊急レクもあれば,さまざまなことが情報管理も含めて私のところにはどんどん入ってきますので。
(記者)
もう一つ。工業倶楽部の方は,まずその工業倶楽部の交流パーティーであいさつして,その後,経営者協会に行こうと思っていたということ。
(知事)
ということですね。担当課に聞いてください。そのような形で聞いております。
(記者)
これはどうして今回は出られなかったのですか。
(知事)
ギリギリになったからではないでしょうか,会議で。
(記者)
会議というのは何の会議。
(知事)
知事室で会議をやったからですよ。
(記者)
経営者協会の方はずっといたわけですよね,同じホテルであった。
(知事)
それは私は記憶にありません。本当に。
(記者)
記憶にないと。工業倶楽部の方には,同じホテルで同じ時間帯であれば行くことは可能だったのではないでしょうか。
(知事)
それも担当課の方で判断していますので。
(記者)
知事が招待されているのであれば,知事ご自身の判断で行けるものではありませんか。担当課ではなくて。
(知事)
私のところにはですね,日々いろんな方々からいろんなお招きがたくさん実は来るんですよ。だから,私自身の方で決めることはしないようにしております。それはダブルブッキング,トリプルブッキングとかしてご迷惑をかけることになりますので。
私としてもですね,ご存じのとおり,できるだけたくさんの会合に出たいという思いでこれまで努力してきましたけれども,今後ともですね,より一層ですね,たくさんの会合に出られるようにもっともっと努力していきたいと,そういうふうに思っております。
(記者)
工業倶楽部の方に出られなかったことについては,工業倶楽部の方から聞くと,去年は来て,一昨年も参加されていて,なぜ今年だけ,という声を聞いていますが。
(知事)
それは,ずっと参加して出られない会合というのはけっこうありますから。
(記者)
すみません。さっきお聞きしました,告発の件なんですけれどもです。
県民党というところから運転手をされていた方が賃金をもらっていたということですけれども,県民党は知事はご存じですか。
(知事)
それは当選した直後にいろんな質問をお受けしましたけれども,私自身は本当にできたことも知りませんでしたし,最初はどういう活動をしているかもわからなかったというのが本当に実情であります。とにかく,一所懸命走り回っていましたので。
(記者)
確かに,議会答弁とかで県民党に関しては全く存じ上げていないと。
(知事)
本当,そうです。
(記者)
関係もないというようなことでした。
(知事)
とにかく候補者は一所懸命自分で走り回るしかないんですよ,本当に。
(記者)
ただ,関係者の方に聞きますと,県民党の街宣車っていうんでしょうか,車と,知事の車というのはほぼ一体化しているというか,交互に運動員の方が乗り替わっていたという話を聞いています。
(知事)
それも私と関係ない話ですよ,実際に。
(記者)
ただ,知事が代表を務める政治団体である後援会,三訓会というのがありますけれども,それには県民党の代表から寄付・献金も知事は受け取っているわけですけれども,それでもやっぱり存じ上げていないということですか。
(知事)
何を存じ上げる,存じ上げないと言っているんですか。
(記者)
県民党については知らないとおっしゃっていますよ。
(知事)
知らないというか,どういう形で県民党ができたのか,どういう活動をしているのかを,当初は私は全く知りませんでしたということを言っています。
(記者)
県民党という政治団体があったことは存じ上げているということなんですか。
(知事)
県民党がどういう形でできて,県民党がどういう活動をしているかというのを私自身は最初はよくわかりませんでした。途中から街宣車が走っているので,あらっというふうに気づきました。そういうことであります。
(記者)
県民党というのは存じ上げていたということ。
(知事)
途中から県民党の街宣車も走っていましたよね。
(記者)
それが知事を応援しているというのも存じ上げていたと。
(知事)
4選はだめですということですね。そういうことをやっているのは知っていました。
(記者)
県民党を知っていたわけですね。
(知事)
4選はだめだという活動をしていましたでしょう。
(記者)
議会答弁では全く存じておりませんというふうな答弁をされていましたので。
(知事)
存じていません,という答弁をしたというのは,つまり,どういう形で県民党ができて,どういう活動をしているかということに詳細については私は存じ上げておりませんと言ったのですよ。
(記者)
途中からは認識をされ始めた。
(知事)
認識というか,県民党の街宣車が走っているわけじゃないですか。
(記者)
県民党は確認団体なんです。県民党が選管に出している資料に知事の署名と印鑑が押してあるんです。一度,年末にお聞きしましたけれども,それはなぜサインしたんですかっていう話なんですけどね。
(知事)
それ以上,私も詳細はわかりません。
(記者)
じゃあ,知事はよく訳がわからずいろいろサインをして印鑑を押すという理解でいいですか。
(知事)
それも今言われてもよくわかりません。
(幹事社)
ほかに何かありますでしょうか。
お願いします。
(記者)
2014年8月に県立高校1年生の男子生徒が自殺した事案で,県教育長がこの前,遺族に謝罪したと思うんですけれども,その前に,遺族代理人が知事あてに要望書の実現についての提案というのを出されていると思うんですが,これについて,知事,どのように対応されるかもうお決まりでしょうか。
(知事)
それは再発防止策とか,そういうことですかね。
(記者)
そうですね。委員会を結成してほしいとか,現場の教員が遺族に直接説明する場の仲介をしてほしいというような内容の要望書を出されていると思うんですけど。
(知事)
3項目の要望書ということですか。
(記者)
はい。そうです。
(知事)
3項目の要望書ですよね。再発防止策についての検討委員会も含めて知事部局でという,そういうことでよろしいですか。
今,ご遺族の要望されている再発防止策についての要望があったと思いますけれども,今後ですね,再調査委員会の調査結果や提言を踏まえて,このような痛ましい事案が起こることがないように専門家のご意見を伺うとともに,ご家族のご意見を伺いながら再発防止策を検討してまいります。
ご家族の提案につきましては,教育委員会に対応を任せるのではなくて,知事部局が事務局となって対応したいと考えております。
(記者)
確認ですけど,教育委員会ではなく知事部局が主体となってという。
(知事)
知事部局が事務局を設けて対応するということであります。
(記者)
事務局を新たに設けるということですか。
(知事)
そこも含めて,今後,検討してまいります。いずれにしろ,知事部局が事務局となって対応していくということであります。
(記者)
すみません。今,事務局というのはあるという状態なんですかね。
(知事)
これまで知事部局で再発防止策とか検討したことないわけですよね。初めてのことですね。要するに,知事部局でご家族の思いに寄り添ってという思いで取り組んでまいりまして,調査結果が出て,報告が出て,そして,ご家族から新たに再発防止策についてのご要望も来たわけであります。それに応えるべく知事部局で事務局を作って,再発防止策,対応にあたるということであります。
(記者)
すみません。委員会を結成するかどうか,また次の段階になるんですか。
(知事)
今後,検討します。
(総務部長)
再発防止策にあたっては知事部局の方で事務局と考えております。再発防止策の検討の仕方についてはですね,これから事務局の方で考えていきたいと思っております。
(記者)
すみません。あと,どの課に聞きにいけばいいのでしょうか。
(総務部長)
担当としては学事法制課という形になります。
(記者)
わかりました。
(幹事社)
ほかに。
はい,お願いします。
(記者)
関連ですが,知事部局で対応するということの意義を追加で説明していただきたいことと,今後のスケジュール感だったり,体制も,検討している内容も含めて教えてください。
(知事)
まず,いじめの再調査の調査報告書が出たわけでありますけれども,今回の再調査ではですね,ご遺族の思いに寄り添える形の中で本当に丁寧な精力的な調査が行われたわけでありますので,そういったことを踏まえながら,再発防止策についても検討していきたいと,そういうふうに思っているわけであります。
ご家族の思いに寄り添ってという形の中で再発防止策も検討していきたいと思っておりますし,これまでも知事部局の方で再調査を行ってきたわけでありますので,その再調査報告書の内容も踏まえながら,ご家族の思いにも寄り添いながら再発防止策を検討した方がよいと,そういうふうに考えたということであります。
(幹事社)
ほかにありますでしょうか。
お願いします。
(記者)
すみません。三島村の話に戻してしまうんですけれども,結局,この報道が出てから知事はこの8人が欠席した経緯について,今から調べるという理解でよろしいんですか。
(知事)
それも今,担当部局の方でですね,対応してもらっていると思いますので,よろしくお願いします。
(記者)
今回のこの三島村という焼酎は県の補助金が入ってできあがったものなんですけれども,このお披露目会に県の職員が出るべきだったか,出なくてもよかったか,出た方がよかったか,何か見解のようなものはありますか。
(知事)
お披露目会でありますけれどもですね,私としてということではお答えできるわけでありますが,詳細は知らないわけですから,お答えのしようがありませんけどね。
その後,車座対話も含めて三島村を3島訪問させていただきました。県民の気持ちに応える政治をやりたいという思いがあるので,三島村3島をそれぞれ訪問させていただいて,本当に島民の方々の思い,そして島民の方々の気持ち,そして,さまざまなことについて,ご意見・ご要望等をいただいたわけであります。
そして,夜は村長も含めて皆さんで懇親を,たくさんの方で深めることができました。焼酎蔵も私の方で訪問させていただきました。そして,焼酎蔵の方々とですね,焼酎蔵の今の現状と,今後どういうふうに発展させていくべきなのかということも率直に意見交換することができました。それを今後ともですね,三島村の発展のために生かしながら,島民の方々,村民の方々の思いに応えるべく全力で取り組んでいきたいと,そういうふうに思っております。
(記者)
一つの形になったお披露目会だと思うんですけれども,そこに県として出た方がよかったのか,出なくてもよかったのかっていうのはどう思われますか。
(知事)
それについても先ほど答弁したとおりでありまして,詳細についてはまだわからないわけであります。私自身はお答えのしようがないと思います。
(記者)
先ほど,日々いろんな公務が舞い込んできてトリプルブッキングとかを避けるためにというようなことにちょっと関連するのかと思って,質問なんですけれども,いつも公式行事の投げ込みを青潮会にいただいているんですが,去年ぐらいまで1週間全体のスケジュールがあって,途中で変更があれば追加というような形になっていたと思うんですけれども,今年に入ってから,次の日の行事が前日に出るというスタイルに公式行事の公表の仕方が変わったような気がしてるんですけど,そこは何か理由があったりしますか。
(知事)
それは担当課に聞いていただければ,たぶん理由があると思いますね。
(記者)
わかりました。ありがとうございます。
(幹事社)
ほかに何かありますでしょうか。
(記者)
発表の仕方は前日になって発表になるという,けっこう夜の7時を回ることも多いんですけれども,これは働き方改革とかにも逆行することでもあるんじゃないかなと思ったりもするんですけど。
(知事)
それは急な変更のときではないでしょうか。
(記者)
にしても,それなりの大きな行事であれば,ある程度前もって日程とかわかっているのが大半かと思うんですけど,その辺いかがですか。
(知事)
それは前もって大きい行事は発表した方がいいということですか。
(記者)
要は,1週間分,以前であればある程度まとめた形で発表されてたと思うんですけれども,そういう形に戻すことはないでしょうか,知事として。
(知事)
それがあった方がよろしいということですか。
(記者)
あればあったでいいんじゃないかなというふうに思います。
(知事)
いいんじゃないかなということですか。それともあった方がいいということですか。それによって何か支障が生じているということですか。
(記者)
支障というかですね,こっちとしても作業的に非常に遅い時間帯の作業をいきなりすることになるので,あまり望ましいことではないんじゃないかなと思ったりしてます。
(知事)
それは作業がということでおっしゃっているわけですか。日々,そういうことではなく,変更も生じることはあるんじゃないかなと思いますので,そのときはご協力を賜りますようよろしくお願いします。
(記者)
おっしゃりたいことはあるかとは思うんですけど,かといって前日まで翌日の日程が白紙というのはあり得ないんじゃないかと思うんですけど。
(知事)
私が知っている分には,総理の日程は,前日,確か夕方ぐらいに配られて,発表は終わった後,翌日に動静が載るっていうのが,ですよね。それはよくわかりませんけど,セキュリティーの関係上ではないかっていうことじゃないかなって。よくわかりませんけど,そういうふうに思っています。そのあたりは担当課の方に言っておきますので,詰めていただければと思います。
(記者)
今,官邸のお話をされたと思うんですけど,内閣総理大臣と同列でセキュリティーの話をされてもピンと来ないところもあるんですけれども,発表の仕方について,どのようなご見解でしょうか。
(知事)
いつ発表するかということですね。それについても担当課と協議していただければと思います。私が決めているわけではありません。
(記者)
特に知事が指示をしているわけではないということですね。
(知事)
全くないですね。
(記者)
わかりました。
(幹事社)
ほかにありますでしょうか。
お願いします。
(記者)
社会福祉法人紘徳会っていう,鹿屋市の輝北にある社会福祉法人の件についてお伺いしたいんですけれども,まず,確認なんですが,4月12日に弊紙の報道で,医師が准看護師に死亡診断をさせていたという報道があったんですが,こちらについては知事は覚えていらっしゃいますか。
(知事)
覚えているかどうかということですか。
(記者)
今の様子だと覚えていらっしゃらないかと思うんですけれども,鹿屋市輝北にみどり明星クリニックというものがありまして,こちらのお医者さんが准看護師に死亡診断をさせていたという件が報道されています。こちらが4月12日にあった報道ですが,質問させていただきますと,3月15日に県は医療法に基づいて立ち入り検査をしたと南日本新聞について回答されていますが,当時は,調査内容は答えられませんというふうに,先ほどから担当課の方が調査内容に答えられないという件が多数あるんですけど,これもやっぱり答えられないという話でした。
(知事)
県では今年3月15日以降,介護保険法の規定に基づき,同施設に対して監査を複数回実施しております。この監査では平成29年3月から平成31年2月までの過去2年間の人員体制などを検査しており,その結果について,この2年間分,現在内容を精査しているというところです。
今後,その結果に応じて必要な対応を行ってまいりたいと考えております。
(記者)
今,おっしゃったのは介護保険法に基づいてとおっしゃいましたか,確認ですが。
(知事)
また,5月9日に同施設に対し,追加監査を実施し,現在の人員配置の状況を確認しております。追加監査の結果,今年4月以降の同施設の人員配置について,人員配置基準を満たしていることを確認しました。ということであります。
(記者)
そこは重要なところなので,もう一度詳しく教えていただきたいんですけれども,何を人員配置基準が満たしていると確認されましたか。
(知事)
専門的な分野はお願いします。
(記者)
すみません。専門的なことは答えていただいたらいいと思うんですが,今,私が質問したことと違うお答えが返ってきているので,後ほどまた繰り返しになりますが,質問させていただきたいこともあるということです。
(知事)
先にご質問をしてください。
(記者)
すみません,何度も。私が今お尋ねしたかったのは,医師が准看護師に死亡診断をさせていた件について,当時の調査内容,医療法に基づいて立ち入りをしているのですが,調査内容は答えられないというふうにされていました。
その後,法人はすぐに認められて,報道も各社されたと思うんですけれども,その後,特に県は何も発表されていないんですが,こちらについて,まず,知事が現在の進捗を把握されているかどうかと,把握されているのであれば,調査は終結されたのか,あるいは継続中なのか。いずれなのかということの認識をお聞かせいただきたいなと思います。
(知事)
当該診療所については,医療法に基づいて立ち入り調査を実施し,先日,立ち入り調査結果の通知を発したところであります。結果通知につきましては,不適合な事項を指摘し,改善報告書の提出を求めたところであります。提出された改善報告を踏まえ,今後も改善状況を確認していくこととしております。
立ち入り調査の結果,死亡診断書及び処方箋の交付について必要な医師の診察がないまま交付されていると認められている事例がありました。これらの行為は医療法第20条に抵触するものと指摘を行ったところであります。
(記者)
これは発表事項ではなかったから,発表しなかったという。今,初めて,おそらくみんな判明したと思うんですけれども,県から積極的な発表がなかったのはなぜですか。
(子育て・高齢者支援総括監)
こちらの方からですね,積極的に公表はしておりませんので,今のが初めてのお答えになると思います。ですので,医療法の話はまた別途,保健医療福祉課の方にお聞きいただければ正確にお答えいたします。
(記者)
すみません。先ほどおっしゃっていただいた介護保険法の方を教えていただいてもいいですか。
(子育て・高齢者支援総括監)
介護保険法の方は先ほど知事が申し上げたとおりですので,これも正確には介護保険室の方に聞いていただければと思います。
(記者)
続いてなんですけれども,県管轄の介護施設で高齢者虐待,以前は風の舞だったと思うんですけれども,続いて社会福祉法人みどりの園でも高齢者虐待。
(知事)
よく聞き取れないです。ごめんなさい。
(記者)
県管轄の介護施設による不正の全般について,お尋ねします。
風の舞があったと思うんですけれども,風の舞に続いてみどりの園という,今,議論に上がっている施設でも高齢者虐待という報道があったと思います。知事として,県は今の介護現場の状況を的確に把握し,対応や指導ができているとお考えがどうか,認識でよろしいので聞かせていただければと思います。
(知事)
風の舞とかですね,さまざまなことがありましたけれども,県民の安心・安全に関する個別の事案ということでもありますので,担当部局に対して適正な運用を図るよう強く指示してきているということであります。
(記者)
この場で改めて確認したいことなので,一つ前の話に戻るんですが,では,このみどりの園の,先ほど知事がお答えいただいたことなんですけれども,人員などについては満たしていたというふうにご回答がありましたかね。
(知事)
先ほどの,5月9日に追加監査を実施し,みどりの園でいいわけですよね。追加監査を実施し,現在の人員配置の状況を確認しております。追加監査の結果では,今年4月以降の同施設の人員配置については人員配置基準を満たしていることを確認しましたということであります。
(記者)
4月以降,人員配置は満たしているということで間違いないですね。
(知事)
そのような報告を受けております。
(記者)
県としては人員配置を確実に満たしているということで今,認定されていることでよろしいですね。
(知事)
今,言ったとおりでいいですね。
(子育て・高齢者支援総括監)
はい。
(記者)
わかりました。ありがとうございます。
過去2年間は精査中だということでよろしいですね。
(知事)
はい。
(記者)
ありがとうございます。
私は以上です。
(幹事社)
ほかにありますでしょうか。
お願いします。
(記者)
県の新総合体育館についてお伺いいたします。3月の議会のときに,中央駅西口の県有地に隣接する土地の譲渡協議について,具体的な協議を進めているというような答弁が,知事からではないんですけれども,委員会があったときにあったかと思うんですけれども,日本郵便さんとの土地の協議の進捗状態について教えてください。
(知事)
今まだ,継続して鋭意行われているというふうに報告を受けております。
(記者)
じゃあ,協議がまだずっと続いている段階ということでしょうか。
(知事)
私の所に報告を受けているのは,まだ協議をしているという報告を受けております。
(記者)
どのくらい進んでいるのですか,何割とかって数字で。
(知事)
今,鋭意,精力的に行っているというふうに聞いております。
(記者)
それは前向きな方で進んでいるのでしょうか。
(知事)
今,私に報告が来ているのは,鋭意,精力的に行われているということを聞いております。
(記者)
基本構想などについてはどうですか。全体的なスケジュールがちょっとなかなか見えづらい部分もあるんですけれども。
(知事)
基本構想の策定に向けて,今詰めの作業を行っているということではないでしょうか。
(記者)
あくまでも中央駅西口に建設をするということの方向性で,今現在進んでいるということですね。
(知事)
今,現在は検討委員会が示した報告書がありますけれども,その報告書の内容からすれば,利便性・経済性,そしてさまざまな面も含めて最適地は西口ではないでしょうかということをお伝えしてきております。今,日本郵便との協議も行っておりますので,さまざまなこと,そしてさまざまな方々のご意見等も伺いながら,全てがまとまったところで最終的な決定をするということになるということは,もう既にお伝えしているとおりであります。
(記者)
何か6月議会で提案されるようなことがあるのでしょうか,この体育館について。
(知事)
今ですか。
(記者)
もうすぐ6月議会ですので。
(知事)
今お答えできるのは,精力的に日本郵便との協議を行っているということです。
(記者)
5月に,南日本新聞の方で世論調査をいたしまして,「中央駅西口に建設することについていかがですか」ということを県民対象に調べましたところ,34.7%が賛成という数字で,反対が37.2%ということだったんですけれども,この数字について知事はいかがお思いでしょうか。
(知事)
県民の方々の思いの一つとして受け止めております。明確な反対の方と,そして賛成の方が35%くらいいらっしゃるわけですよね。やはり,今,報道でずっと伝えられている内容としては,駐車場不足と,そして渋滞するのではないかと,これが前面に出ながら報道されてきたわけでありますけれども,その中で35%くらいの方が賛成といっていただいているということもありますけれども,いずれにしろですね,賛成,反対,たくさんの方がいらっしゃるということでありますので,そういったことを踏まえながら,まずは私がずっと,この場でも議会でもずっと説明しておりますけれども,そのことについてですね,ご理解を得るように努力していきたいなと,そういうふうに思っております。
これもずっと言っていることでありますけれども,もう一回お伝えできればと思いますけれども,駐車場に関しましては,皆さんご存じのとおり,高崎アリーナも6千席で駐車場は200台でありますし,また札幌のアリーナの方も1万席で185台であります。そして,今,郊外でいろんな大きな大会があるとですね,各県そうでありますけれども,相当な渋滞をしてたいへんなことになると。市民文化ホールでも千席しかありませんけど,大渋滞になってですね,車が動かない状況になっておりますので,車で行かなくてもいいような便利な所に造る方がいいのではないかということであります。
当然のことながら大型バスも含めて,乗降場所,バスプールも設けておりますし,今の県の体育館にも,逆に言えば,大きな大会のときには,駐車場は役員に限定しているとかですね,さまざまなことを行ってきておりますし,鹿児島アリーナで大きいのがあるときには中央駅からバスでピストン輸送してるところでありますけれども,それも必要なくなるわけでありますので,そういった意味からすると,周りにも駐車場があるわけでありますし,全ての交通機関は中央駅へJR・バス・市電もそうですが,交通機関としては非常に利便性のいい所であります。そういったことを考えていただければ,非常に立地条件としてはいいのではないかなということをずっとお伝えしてきているわけでありますけれども,ただ,ご理解を得るべく,もう少し努力する必要があるなということを感じております。
(記者)
県民に改めて広く立地場所などについて意見を聞くような,どのような形なのか私もよくわかりませんけれども,そういった聞く機会だったりっていうのを設けるつもりはありませんか。
(知事)
まずはさまざまな場面でですね,ご理解をいただけるように努力させていただければと思います。
(記者)
わかりました。
(知事)
ありがとうございます。
(記者)
すみません。今の総合体育館の関連で,さまざまな場面でご理解をいただけるようにというのは,どういったようなお考えがおありでしょうか。どのように具体的に住民に理解を求めていきたいとお考えでしょうか。
(知事)
県の広報媒体としたら『県政かわら版』とかもありますよね。そして,県庁のOBの方々との会合があったんですけれども,その場でも体育館の話も説明させていただきました。そして,そういう場などを通じてですね,お伝えできればなというふうに思っております。
(記者)
地元の住民の方と話をされるというところまではまだ。
(知事)
地元の住民の方々とは1回お話をお聞きしていると思いますし,また,屋内の競技団体の方々のご意見もお聞きしなければいけませんし,そういった方々との協議は当然のことながら行っていきたいというふうに思っております。
(記者)
先ほどの質問と重なる部分があるんですけれども,日本郵便さんと具体的な協議をされているというところで,日本郵便さんも前向きにしていただいているというところでしょうか。
(知事)
精力的に今行われているということだと思います。
(記者)
双方,前向きなイメージを私たちが持つのは間違いですか。
(知事)
双方,精力的に行われているということであります。交渉は相手もありますので。
(記者)
もちろんですね。
(知事)
精力的に今行われているということです。
(記者)
よく知事は,今,何合目だよ,という伝え方でいろいろと政策に関して教えていただいてますが,総合体育館が何合目ぐらいまで来ているとお考えでしょうか。
(知事)
今,協議している最中ですから,私が何合目というと結果が出たときに「今,何合目です」ということをお伝えしていると思います。
(記者)
県民は総合体育館に対して注目がありますので,相手方があるのはわかりますが,我々もどういう交渉をされていて双方がどんな思いなのかを我々はお伝えしたいなと思っておりまして,このような質問をさせていただいております。
(知事)
これは交渉事でありますので,相手もありますので,そこはご理解いただければと思います。
(記者)
少しも我々がお伝えする情報はいただけないということでしょうか。
(知事)
それはご理解ください。交渉事ですから,途中であったら一人歩きしたりとかいろいろなことがあります。それは経営者の方々にお聞きしていただければ,皆さん同じ条件であれば同じことをおっしゃるんじゃないですかね。
(記者)
なかなか日本郵便さんとの価格の交渉がうまくいっていないけど,それをなんとか県は頑張っているんだとか,そういうような話があれば,県民も賛成・反対はいるでしょうけれども,ああ,そういうところなのかと,応援される方もいるでしょうし,反対される方もいるでしょう。何かそういう情報があればなと思ってですね。
(知事)
何度も言って申し訳ないですが,日本郵便との話は交渉事でありますから,さっき言った駐車場とか体育館の整備とか,機能強化とか,どういうものを目指しているかとか,そういうことで県民の皆さん方には常時お伝えしていると思います。
(記者)
わかりました。ありがとうございます。
(幹事社)
ほかに何かありますでしょうか。
お願いします。
(記者)
関連して。精力的に交渉されているということで,競技団体が3月でしたかね,要望活動で来られたときとか,あと4月の定例会見のときに,JPとの交渉は詰めの協議をしているという言い回しをされました。今日,精力的にという,トーンダウンしたのかなという。
(知事)
同じです。
(記者)
同じですか。
(知事)
同じです。詰めの協議です。
(記者)
詰めの協議というと,何かちょっとしたらすぐ決まりそうな印象ですけれども。
(知事)
今,協議を行っているということでご理解ください。
(記者)
わかりました。
(幹事社)
ほかに何かありますでしょうか。
(記者)
本港区再開発について質問です。今,公募要綱作成などに携わる業者さんの審査中だということを聞いているんですけれども,審査結果の通知が5月下旬頃予定ということだったんですが,それがいつになるかっていうのはわかられますでしょうか。
(知事)
4月12日から5月17日まで公募を実施し,5社の応募があったところであります。今回のプロポーザルは県内外を問わず広く募集したところであり,結果として業者選定後に最優秀提案者を公表したいと思っております。
観光部局で構成される審査会において選定をいたします。現状は今のところ,そこまでというふうに報告を受けております。
(記者)
じゃあ,まだ発表時期はわからない。
(知事)
現状はそうですね。
(記者)
わかりました。あとですね,もしあればでお聞きしたいのですけれども,もう来年になりましたけど,ドルフィンポートの営業が終了して,来年6月に県に返還されると思うんですけれども,来年はもちろん国体・障害者スポーツ大会があると思うんですが,ちょうどその時期が今の状態だと空白になっているかと思うんですけれども,そこで何かするとか,計画などあったりするんでしょうか。
(知事)
現在,これとして決まったものはありません。今後,さまざまなことを検討していく必要があるとは思っております。
(記者)
わかりました。
(幹事社)
ほかにありますでしょうか。
はい。お願いします。
(記者)
アメリカとの貿易協定について伺いたいんですが,先日,トランプ大統領が来日して,参院選後に,具体的な農業関係を含めて決まるということが言われています。TPPを水準として日本は牛肉をはじめとした輸入についてはということをしているんですが,それを上回るんじゃないかという懸念も出ています。
農業県,鹿児島の知事として,懸念や,また,どういう影響があるのかという所感をお願いします。
(知事)
現時点で,米中貿易協議が,今後,どのように推移し,本県にどのような影響を及ぼすか,その推移がまだよく見えないところでありますので,見通しは難しいところでありますけれども,引き続き,両国間の協議の動向を注視するとともに,本県産業への影響についても国や関係機関と連携を図りながら情報収集に努めていきたいなと,そういうふうに思っております。
県産木材につきましては,現在,輸出量の9割余りが中国に向けた丸太となっておりまして,中国において,この一部がフェンスなどに加工されアメリカに輸出されていると聞いております。輸出事業者においても,アメリカによる中国製品への関税率の引き上げなどにより,県産木材の輸出量の減少,価格の引き下げなどの影響が出てくるとする懸念の声がある一方で,直接アメリカに県内製材品の輸出を展開する好機と捉える考えもあります。
今後ともですね,こういったものを,さまざまなことを踏まえながら情報収集するとともに,県内企業への影響等がないような形の中で,県にとってベストな方向に持っていくように努力していきたいなと,そういうふうに思っております。
(記者)
すみません。聞き方が悪かったでした。中国とアメリカのことじゃなくて,日本とアメリカの貿易協定のことでした。牛肉をはじめとした農産物が輸入増が懸念される中,守る立場というか,攻めの立場もあるでしょうが,アメリカの輸入される農産物に対して。
(知事)
アメリカからたくさん入ってくるということを言っているのですか。
(記者)
そのことに対して,知事の受け止めをお願いします。
(知事)
これももうこれまでもお伝えしているとおりでありまして,TPP11(イレブン)発効,EPAとかですね,さまざまなことが今行われておりまして,国際的にもですね,非常にある意味では激動のときに入ったなというふうに思っております。
現在もTPP11・EPAで対応しているところでありますけれども,そういった中でも鹿児島産のですね,黒牛を含めてですね,どういう形の中で輸出を伸ばしていくかということを戦略的に今進めておりますので,そしてこれを逆にチャンスと捉えながら,輸出増に向けて取り組んでいきたいなと,そういうふうに思っております。
アメリカへの輸出も含めて,今,好調を維持しているというふうに報告を受けておりますけれども,オーストラリアへ初めて和牛を輸出したのは鹿児島でありますし,今度,ブラジルへも輸出しようと思っておりますけれども,やはり,そこには戦略が必要だと思っておりまして,どういう層をターゲットにしながら,どういうものを,どれだけ,どういうふうにして輸出していくかということもありますので,要するに,鹿児島産の和牛はブランドが高いわけでありますので,高い層の方々ですかね,高くても買っていただけるような方々に,非常においしくて良質・安全・安心な鹿児島の和牛ということもありまして,日本一という称号も取りましたから,多くの方々にですね,買っていただいているのではないかと,そういうふうに思っておりますので,こういった流れをですね,今後とも加速させるためにどうすればいいかということをですね,我々は前向きに捉えながら考えていければなと,そういうふうに思っております。
やはりこれをいかにチャンスにするかということだと思いますので,そういったことを捉えながら頑張っていきたいなというふうに思います。それは当然,官だけでできるわけではありませんので,官と民,連携しながらですね,オール鹿児島で取り組んでいきたいと,そういうふうに思っております。
(記者)
全国知事会でロシアに行かれていたと思うんですけれども,そこで鹿児島のことをいろいろPRする機会もあったんじゃないかと思います。和牛のロシア輸出とか,和牛に限らずですけれども,販路拡大の感触は。
(知事)
感触ですか。今,ようやくですけれども,鹿児島県内の2社がロシアへ輸出する認証を取ることができました。それを受けて先方の,名前を言っていいかわかりませんが,三井物産の幹部,そして議員の関係者も含めて,どうにかして鹿児島の和牛を輸出できないか,輸出したいということで意見交換してきましたので,今後,モスクワ訪問だったわけですが,そこを起点としながら輸出拡大,ロシアへの輸出開始へ向けてさまざまなルートを使って展開していきたいなと,そういうふうに思っております。
今は,まだ入り口の段階かなというふうに思っておりますけれども,先方との窓口ができましたので,その窓口との意見交換を重ねながらロシアへ輸出できるような環境を作っていきたいなと,そういうふうに思っております。認証は取れましたけれども,さまざまな条件みたいなものが,今,ありますから,その条件をいかにしてクリアしていくかと。輸出はできるんですけれども,どういう形でなければ輸入ができないとかですね,さまざまなことがあるわけです,実際はですね。そこもクリアすべく展開していきたいなと,そういうふうに思っております。
(記者)
ありがとうございました。鹿児島県知事がロシアに,全国知事会の関連で行かれるっていうのは初めてだと聞いてるんですけど,なぜ行こうと思われたんでしょうか。
(知事)
それは牛肉,和牛輸出の認証が2社取れたわけでありますので,ぜひ和牛輸出を含めてPRしたいというのが一つであります。
もう一つは全国知事会で8県の知事が代表で行っているわけでありますけれども,それぞれの知事が,先方のですね,議会関係者,そしてロシアの知事の方,多数のもとで鹿児島をPRする機会があるわけでありますので,鹿児島をPRする,どういうところかをまず知っていただいてですね,観光の面でも鹿児島に来ていただけるようなですね,鹿児島をPRするということも訪問の目的であったということであります。
(記者)
ありがとうございます。
(幹事社)
ほかにありますでしょうか。
お願いします。
(記者)
受動喫煙対策の件です。昨年7月に改正健康増進法が成立しまして,自治体なども早期の対応っていうのを求められていますが,県の方では県有施設,特に県庁本庁舎を含めた対応方針というのは,これまでどのようになっていますでしょうか。
(知事)
今ですね,総務部長を中心にですね,どういうことができるかどうかについて検討しているというところです。
(記者)
7月以降におそらく自治体の方では対応を求められていると思うんですが,いつ頃に公表される予定ですか。
(総務部長)
そういったことも含めて,今,検討を急いでいるところであります。
(記者)
県庁の本庁舎2階には来庁者用の喫煙所っていうのが設けられていたと思うんですが,そちらの設置の是非についてはどのように考えられていますでしょうか。
(知事)
そこら辺りも踏まえながらですね,総合的に検討していきたいなと,そういうふうに思います。
(幹事社)
ほかにありますでしょうか。
ないようなので,県政一般に関しての質問は終了したいと思います。
続きまして,川内原発関連について質問のある社はありますでしょうか。
(記者)
テロ対策施設の完成遅れと運転停止の見通しについてお伺いします。原子力規制委がこの方針を出したときに,知事のコメントとして,今後の動向を見守ってまいりたいというふうに出されていますが,それから1か月ぐらい経って,この完成遅れと規制委の停止命令が出る公算が非常に高くなった状況です。
今の段階で知事がこの規制委の決定について,どのように考えていらっしゃるか,見解をお伺いしたいと思います。
(知事)
この件については,原子力規制委員会において考え方等が示されたものと承知しております。
また,菅官房長官も先月24日の定例会見でコメントされているとおり,「原子力規制のあり方については,高い独立性を有する原子力規制委員会の判断に委ねるというのが政府の一貫した方針であり,その方針には変わりはない。」ということであります。
政府もこのように方針を述べているわけでありますけれども,今後は県としてもこのさまざまな動向を見守ってまいりたいと思います。いちばん大事なのは県民の安心・安全でありますので,安全確保を最優先に対応すべきであるというふうに思っております。
(記者)
ということは,今回の規制委の判断について知事としては妥当だというふうに受け止めていらっしゃるということでよろしいでしょうか。
(知事)
今,言ったとおりであります。県民の安心・安全が一番ですから,安全確保を最優先に決定されるということが一番大事だというふうに思っております。
(記者)
このままいくと,今後,来年の上旬にも川内原発が1年近く停止するという状況が考えられます。県民の中からは,長期間の停止を機会として,原発のあり方だとか,廃炉を含めたあり方などを考えるべきだという声も出ているようです。逆に,早く完成してもらって,原発の1日でも早い再開を,という声も当然出ています。知事としてはこの1年間の長期間の原発の停止という事態をどのように捉えるというお考えでしょうか。
(知事)
この件についてですね,九州電力が更なる安全向上のために必須のものと認識し,早期完成へ向けて引き続き最大限の努力を継続するとコメントされております。また,九州電力からは,今回の件につきましては非常に重く受け止めている。特重施設等については発電用原子炉施設の更なる安全向上のために必須のものと認識し,工法をさらに検討するなど早期完成に向けて最大限の努力を継続していくとの説明を,県が受けたところであります。
県としては,今後の動向を見守ってまいりたいと考えております。また県には専門家委員会もあるわけでございますので,専門家委員会においてもですね,これまで九州電力に工事の進捗状況等について強く説明を求めてきたこともあります。今後とも必要に応じてですね,この専門委員会等も含めて説明してもらい議論していただきたいと,そういうふうに思っております。
また,いちばん大事なことは,何度も言いますが,県民の安心・安全であり,安全確保を最優先に対応すべきだというふうに考えております。
(記者)
すみません。もう一言いいですか。知事は,かつて九電に対して川内原発の停止と安全対策の徹底を。
(知事)
特別点検ですね。
(記者)
はい。そういうことをされておりますけれども,今回,定期検査以外で長期間停止するという機会になります。改めてこの機会に知事として何か安全対策などの要請等を考えていらっしゃるでしょうか。
(知事)
先ほど来,申し述べているとおりでありまして,九州電力からは,更なる安全向上のために必須のものと認識し,工法をさらに検討するなど早期完成に向けて最大の努力を継続していくと説明を受けているわけでありますので,あとは規制委員会の動向も含めてですね,見守ってまいりたいというふうに思っております。
先ほどから言いますけど,私は就任以来,安全対策・防災対策に全力をあげてまいっているというふうに思っておりますけれども,避難用車輌の増設,避難道路の準備,そして,モニタリングポストの増設,そして,地震計の設置,そして安定ヨウ素剤も含めそうですけれども,避難計画もそうですけれども,防災訓練もそうでありますけれども,そういったことを含めながら安全対策の向上に,私としては今後とも努力していきたいなと,そういうふうに思っております。
(幹事社)
ほかにありますでしょうか。
はい,お願いします。
(記者)
関連してなんですけれども,テロ対策等特重施設についてですが,従来から期限がずっと示されてはいました。それに対しては間に合わないという九州電力の取組姿勢については,知事としてはどういうふうに受け止められていますでしょうか。
(知事)
専門家委員会の中でもですね,そういった厳しいご指摘が非常に出ておりました。やはり九州電力としては今,報告を受けているのは,早期完成に向けて最大限の努力を継続していくという説明を,今受けているわけでありますので,今後の動向を見守っていきたいなと,そういうふうに思っています。
(記者)
併せてなんですが,来年上旬から1年近く停止ということになるとですね,従来から延びている,原則40年の運転期間というものが,さらに差し迫った状況になるとは思うんですが,そこに改めて知事,まず,ご見解を伺いたいんですけど。
(知事)
これはお答えはこれまでと同じであります。原則40年ということであります。
(記者)
それに対して九州電力としては40年を延長するかどうかの判断が事業者側としてできるとは思うんですが,そこに向けて九電側の判断を求めていくというのはあるんでしょうか。
(知事)
それはまずは事業者がどう判断するかではないでしょうか。
(記者)
知事として積極的にそこに向けてというのはないでしょうか。
(知事)
私は原則40年と申し上げておりますので,あとは事業者がどのように判断するかだと思います。
(幹事社)
ほかにありますでしょうか。
質問ないようですので,幹事社ということで一言伝えさせてください。
今日はさまざまな質問が各社さんから出ました。その中で,「担当部局,担当課が対応します。確認してください。」という言葉がありまして,でも今日の質問は担当課,担当部局が真摯にお答えいただけなかったことが今日の質問につながったかと思いますので,知事の方からぜひ,担当部局,担当課,マスコミ対応される方に,「答えられません」,「知りません」ではなく,私たちが知りたい事実について回答するよう指示してくださいますでしょうか。
(知事)
はい,担当部局の方で対応するように言っておきます。
(幹事社)
それが,「わかりません」でしたり,「お答えできません」が対応とは,我々は受け止められませんので,事実でしたり,その事実が説明できないなら,その事実を説明できない理由等々をしっかりご対応いただきたいと思います。お願いできますでしょうか。
(知事)
対応部局の方で対応していただいていると思いますので。
(幹事社)
各社さん,よろしいでしょうか。
質問はないようですので,これで終わります。ありがとうございました。
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